紅旗村

概況:
紅旗村は、吉林省延辺朝鮮族自治州安図県万宝鎮にある、朝鮮族の伝統文化が色濃く残る村です。長白山へ向かう観光ルート上に位置し、古洞河のほとりに広がる山あいの開けた土地に、白壁と黒瓦の統一された家々が美しく並びます。1918年に「大甸子」として開村し、1988年の洪水を機に現在地に移転、朝鮮族の伝統的建築様式で計画的な村づくりが行われました。全村員が朝鮮族という稀有な環境で、民俗舞踊や伝統料理など、生き生きとした文化を体験できる「中国朝鮮族第一村」として知られています。

見所:
・民俗舞踊と民謡の体験:仕事の終わった夕暮れ時など、村民が集まって行う歌や踊りは、訪れる人を温かい雰囲気で包み込みます。
・朝鮮族の伝統的家屋の見学:木造の煙突や灰瓦の屋根など、昔ながらの建築様式を間近で観察できます。白壁に黒瓦の景観は写真撮影にも最適です。
・打ち立ての餅やキムチなどの伝統食体験:辛くてさわやかなキムチ、モチモチの打ち餅、独特の風味がある狗肉湯(ポシンタン)や米腸(スンデ)など、本場の味を楽しめます。
・民族衣装の試着体験:色とりどりのチマチョゴリなどを身にまとい、記念写真を撮影できます。
・周辺の自然散策:村のそばを流れる古洞河や、のどかな田園風景が広がり、散策するのにぴったりです。

入場料: 50元~60元(情報源により差があります)
中国語名:
红旗村(hóng qí cūn)
中国語名の読み方:
ホン チー ツン
英語名:
Hongqicun
紅旗村の観光時間:
ハイシーズン:8:00~17:00
ローシーズン:8:00~17:00
(注:現状では通年で同じ時間帯の場合が多いようです)
紅旗村へのアクセス:
住所: 吉林省延辺朝鮮族自治州安図県万宝鎮红旗村
公共交通機関:
延吉市のバスターミナルから安図県万宝鎮行きの長距離バスに乗車し、「红旗村」バス停で下車します。あるいは、安図県城からタクシーを利用する方法もあります(安図県城から約72キロメートル)。
注意事項:
村内の家屋や施設は住民の生活の場でもありますので、許可なく私有地に立ち入ったり、住居を覗いたりするのは避けましょう。 伝統的な習慣を尊重し、地元の方々に敬意を払って接することが大切です。特に写真を撮る場合は、一言断ることを心がけましょう。 天候によっては朝夕の冷え込みが厳しいことがあります。季節に合わせた服装の準備をお勧めします。
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