図們江大橋

概況：
図們江大橋は、中国吉林省琿春市の圏河と北朝鮮咸鏡北道恩徳郡の元汀を結ぶ国際的な国境橋です。1938年に建設され、全長は約535メートル、幅は約6メートルあります。図們江（豆満江）に架かるこの橋は、長年にわたり国境を越えた貿易と人の往来を見守ってきた「百年口岸」の一部であり、その歴史的な価値から多くの観光客が訪れます。現在、その近くには新しい図們江大橋の建設も計画されており、今後の発展が注目されています。

見所：
国境橋の独特な雰囲気を体験でき、橋の中央付近が国境線となっている様子を間近で感じられます。
橋のたもとにある「圏河口岸」の国境検問所の建物を見学できます。
図們江ののどかな流れと、対岸の北朝鮮ののどかな風景を眺めることができます。
橋の歴史を感じながら、記念写真を撮影するのに最適なスポットです。

入場料：25元（橋の上まで立ち入る場合）图们江大桥(tú mén jiāng dà qiáo)ハイシーズン（4月1日～10月31日）：8:00〜19:00（18時30分までに入場）
ローシーズン（11月1日～3月31日）：8:00〜17:00住所：吉林省延辺朝鮮族自治州図們市図們江広場南
公共交通機関：図們市街地からは、市バスの2番線または8番線を利用し、「国門」バス停で下車します。バスの運行時間はおおむね6時20分から19時00分までで、約15分間隔で運行しています。延吉市から図們市までは、車または電車で約30分～1時間です。国境地域ですので、渡航証や身分証明書などの必要な書類を必ず携帯してください。
橋は国境線に接しているため、許可なく境界を越えたり、制限区域に立ち入ったりすることは厳禁です。
相手国を撮影する場合は、地元の規則を遵守し、敏感な施設や軍事的エリアを撮影しないよう注意します。
現地の指示や案内標識に従い、マナーを守って見学します。
橋の上や周辺は交通量がある場合がありますので、交通安全に十分注意します。