集安博物館

概況：
集安博物館は中国吉林省集安市にある、高句麗文化に特化した専門博物館です。1958年に設立され、2009年に現在の建物が竣工しました。世界で唯一高句麗历史文化を主題とする博物館として知られ、約1万1千点の文物を所蔵しています。建物は八瓣蓮花の形状をしており、高句麗の蓮を愛で石を尊ぶ文化を反映しています。高句麗の歴史、政治、文化、軍事、芸術を包括的に紹介する重要な文化施設であり、2024年には国家二級博物館に認定されました。

見所：
高句麗時代の玉壁、金の指輪、耳飾りなど、貴重な工芸品の数々を鑑賞できます。
「東方金字塔」とも称される将軍墳の模型や、好太王碑の拓本など、高句麗の陵墓文化を学べます。
西展示厅では高句麗建国前後の労働工具、武器、生活用品が展示されています。
東展示厅では高句麗壁画の精巧な複製や、古墓の構造模型を見ることができます。
蓮の花をモチーフにした現代的な博物館建築そのものも見どころの一つです。

入場料：無料（本人確認証の提示が必要です）
集安博物馆(jí ān bó wù guǎn)ハイシーズン（4月-10月）：8:30〜17:00
ローシーズン（11月-3月）：8:30〜16:30
※休館日は月曜日です
住所：吉林省集安市建設街と雲水路の交差点
公共交通機関：集安市内で6路線の公共バスに乗車し、「市政府」バス停で下車します。最寄りの鉄道駅は集安駅です。入館には本人確認証（パスポートなど）のご提示が必要で、現場での実名登録により無料チケットを受け取ります。
館内は同時に70人までの収容制限があるため、混雑時は入場待ちが必要な場合があります。
貴重な文化財を保護するため、フラッシュを使用した写真撮影はご遠慮ください。
館内の秩序維持と文化財保護のため、展示品には手を触れないようお願いします。
スムーズなご入場のために、可能であれば事前に電話（0435-6262796）で予約されることをお勧めします。