福陵(東陵)

概況:
福陵(東陵)は、沈阳市東郊の天柱山に位置する清の太祖ヌルハチとその皇后の陵墓です。1629年に着工し、1651年に基本完成した後、康熙・乾隆期に増築が行われました。瀋陽の東部にあるため「東陵」の通称で親しまれ、北陵(清昭陵)、永陵とともに「盛京三陵」を構成する世界遺産(2004年登録)であり、国家AAAA級観光地でもあります。19.48万平方メートルの広大な陵域は、前院、方城、宝城の三部分から構成され、地势が南から北へと次第に高くなる独特の構造が特徴です。

見所:
正红門をくぐると、神道の両側に石獣(石像生)が並び、荘厳な雰囲気を醸し出しています。
108段の石階段(「一百零八蹬」)を上ると、康熙帝が建立した「神功聖徳碑」が立つ碑楼があります。
碑楼の後方には、陵園の主体建築である城堡式の「方城」と、その中に位置する「隆恩殿」があります。
方城の北側には、ヌルハ赤と皇后が眠る「宝城」と「宝頂」があります。

入場料:
東陵公園の入園料は2元、福陵(陵寝区域)の見学料は30元です。合計で32元となります。なお、子供(身長1.3メートル未満)、70歳以上の高齢者(身分証提示)、現役軍人(軍官証提示)は無料となる場合があります。
中国語名:
福陵(东陵)(fú líng dōng líng)
中国語名の読み方:
フゥ リン ドン リン
英語名:
Fu Tomb East Tomb
福陵(東陵)の観光時間:
ハイシーズン(4月1日~10月31日):08:00~17:00
ローシーズン(11月1日~3月31日):08:30~16:30
福陵(東陵)へのアクセス:
住所:
遼寧省瀋陽市渾南区東陵路210号
公共交通機関:
市内から複数の路線バスが「東陵公園」バス停まで運行しています。なお、地下鉄1号線の延長線に「東陵公園駅」が設置される計画がありますが、開通時期は未定です。
注意事項:
陵寝は貴重な文化財です。石像や建物に触れたり、登ったりするのはお控えください。 園内は広く、階段も多いため、歩きやすい靴でのご来園をお勧めします。 108段の階段を含む、やや急な坂道があります。 足腰に不安のある方は、無理をされないようご注意ください。 ゴミは必ず指定の場所に捨て、美しい世界遺産の環境保全にご協力ください。 最新の入場情報や臨時の休業日については、現地の案内や公式発表をご確認になることをお勧めします。

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