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東北虎園

概況:
東北虎林園は、中国黒竜江省ハルビン市松北区に位置する、世界最大級の東北虎(アムール虎)飼育・繁殖施設です。1996年に開園し、総面積は144万平方メートルに及び、絶滅が危惧される東北虎の保護と研究を主な目的としています。園内では、約500頭もの東北虎をはじめ、白虎、獅子、獅虎獣、アメリカヒョウ、オオカミなどの猛獣も飼育されており、訪れる人々に野生に近い状態の虎の生態を観察する貴重な機会を提供しています。特徴は、車窓から間近で虎を見学できる「車行観覧区」と、徒歩で回る「歩行観覧区」に分かれた見学スタイルにあります。特に、バスに改造された「驚險車」に乗って放飼いエリアに入り、生きたニワトリや肉塊を虎が捕食する迫力ある光景を体験できる点が大きな見所となっています。また、園内には無料開放されている「東北虎科普陳列館」もあり、虎の生態や保護活動について学ぶこともできます。

見所:
・車行観覧区:専用の観光車(普通車または窓に鉄格子のある「驚險車」)に乗り、広大な放飼いエリアを巡ります。間近でくつろぐ虎や餌を与えられた時の鋭い動きを観察できます。
・歩行観覧区:幼い虎や、白虎、獅子などの珍しい動物を、安全な距離から徒歩で見学できます。
・観虎廊下:全長1キロメートル近くに及ぶガラス張りの遊歩道で、真下やすぐ傍を虎が行き交う、スリリングな体験ができます。
・東北虎科普陳列館:虎の骨格標本や詳細な資料を通じて、生態や保護の重要性について学べる無料の施設です。

入場料:
大人の基本入場料は90元です。これに観光車の料金が加わり、「普通観光車」セットは110元、「驚險観光車」セットは130元となります。身長1.2メートル以下または7歳未満の児童、65歳以上の高齢者、障害者、現役軍人などは証明書提示で入場料が無料となります(車両料金は別途必要)。その他、学生や60~65歳の高齢者などは割引対象となります。
中国語名:
东北虎园(dōng běi hǔ yuán)
東北虎園の観光時間:
ハイシーズン(5月1日~10月7日):8:00~16:30(入場は16:00まで)
ローシーズン(10月8日~4月30日):8:30~16:00(入場は16:00まで)
※観光車の最終運行は16:00頃となります。
東北虎園へのアクセス:
住所:
黒竜江省ハルビン市松北区松北街88号
公共交通機関:
ハルビン市中心部からは、バス35番または122番に乗車し、「虎林園」バス停で下車します。中央大街からタクシーを利用する場合は、約30分で到着します。
注意事項:
園内では、どんなに人に慣れているように見える虎でも、猛獣であることに変わりはありません。車窓から身を乗り出したり、指定された場所以外で車両から降りたりすることは絶対に避けてください。
餌やり体験は、係員の指示に必ず従って行ってください。動物の健康と安全のため、指定された食べ物以外を与えないでください。
お子様連れの方は、お子様から絶対に目を離さないようお願いします。園内は広く、混雑することもあります。
虎は赤い色に興奮しやすいと言われています。安全のため、赤い服装は避けられることをお勧めします。
混雑時には入場制限がある場合があります。余裕を持ってお越しになるか、事前の予約をご検討ください。

東北虎園の写真

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