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瀋陽・旧奉天駅

概況:
旧奉天駅(現在の瀋陽駅)は、1899年にロシア軍が中国東北地方に建設した鉄道の終着駅としてその歴史が始まります。当初は簡素なロシア風の駅舎で、「茅古甸」と呼ばれ、後に「奉天駅」と改名されました。1910年に現在の姿に近い駅舎が整備され、東北と中国内地を結ぶ重要な鉄道のハブとして発展してきました。赤レンガの駅舎と緑色の琉璃瓦が特徴的なこの建物は、瀋陽の近代史の生き証人として、訪れる人々を当時の時代へと誘います。

見所:
駅舎の外観は、20世紀初頭の建築様式を色濃く残しており、特に赤レンガの壁と緑の琉璃瓦が織りなすコントラストは印象的です。歴史的な雰囲気を感じられる構内は、当時の面影を今に伝えています。駅周辺には、旧満鉄関連の建築群が点在し、歴史散策に最適なエリアが広がっています。また、瀋陽駅は交通の要所であり、市内観光の基点としても便利な立地です。夜間のライトアップも美しく、歴史的建造物が幻想的に浮かび上がります。

入場料: 駅構内の見学は無料です。ただし、プラットフォームへ入場する場合は鉄道の切符が必要となります。
中国語名:
旧奉天站(jiù fèng tiān zhàn)
瀋陽・旧奉天駅の観光時間:
ハイシーズン(4月1日~10月31日):24時間開放
ローシーズン(11月1日~3月31日):24時間開放 ※駅舎外観の見学は常時可能ですが、歴史的展示エリアなどの詳細な見学時間は現地でご確認ください。
瀋陽・旧奉天駅へのアクセス:
住所: 遼寧省瀋陽市和平区勝利南街2号
公共交通機関:
瀋陽地下鉄1号線「瀋陽站」駅が直結しており、市内各所からのアクセスが大変便利です。多数の路線バスも「瀋陽站」バス停に停車します。また、瀋陽北站(瀋陽北駅)からは地下鉄2号線で乗り換えが可能です。
注意事項:
駅構内は公共交通機関の施設ですので、通行の邪魔にならないようご注意ください。
プラットフォームへ立ち入る場合は、有効な切符の所持が必須となります。
歴史的建造物ですので、壁などに落書きをしたり、傷つけたりする行為はお控えください。
夜間の見学も可能ですが、周辺の治安状況にご留意いただき、単独での行動はなるべくお控えになることをお勧めします。
最新の営業時間や特別なイベントなどの情報は、現地の案内や公式の情報源でご確認されることをお勧めします。

瀋陽・旧奉天駅の写真

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