南関清真大寺

概況：
南関清真大寺は、寧夏回族自治区で最大級の清真寺の一つであり、銀川市の旧市街に位置しています。明末清初の1644年頃に南門外で創建され、長い歴史の中で幾度かの移転と再建を経てきました。現在のアラブ様式の壮麗な建物は1981年に再建されたもので、広さ約1万平方米の敷地に、緑のドーム屋根と高くそびえる「宣礼塔」が特徴的です。上層の礼拝殿は1300人以上を収容でき、宗教的な祭礼日には多くの信者が訪れます。また、国際的な観光客にも開放されており、銀川を代表する文化・観光のスポットとしても親しまれています。

見所：
緑のドーム群と新月マークが印象的な外観は、イスラム建築の美しさを際立たせています。
礼拝殿内部の装飾や、24扇の高窓から差し込む光が荘厳な雰囲気を作り出しています。
殿前にある直径15メートルの噴水池と庭園は、静寂で美しい空間を提供しています。
一階にはイスラム文化や寺院の歴史を紹介する展示館があり、聖地メッカの模型などを見学できます。

入場料：10元南关清真大寺(nán guān qīng zhēn dà sì)ナン グァン チン ジェン ダー スーSouth City Islam Mosqueハイシーズン：8:00〜18:30
ローシーズン：8:00〜17:00住所：寧夏回族自治区銀川市興慶区玉皇閣南街288号
公共交通機関：銀川市内のバス1路、2路、3路、11路、19路、20路などに乗車し、「商城」または「南門広場」バス停で下車後、徒歩数分で到着します。礼拝時間中は見学が制限される場合がありますので、殿内の静粛を保ち、礼拝を行う信者の邪魔をしないようにご配慮ください。 寺院内では、肩や膝が出ているような露出の多い服装（短パンやノースリーブなど）は避けることが推奨されています。 寺院内の一部エリア（特に礼拝大殿内部）は、信者専用で一般観光客は立ち入れない場合がありますので、表示に従ってください。 施設内は禁煙・禁酒となっており、ゴミの持ち帰りなど、清潔を保つためのマナーを守りましょう。