納家戸清真寺

概況:
納家戸清真寺は、寧夏回族自治区銀川市永寧県楊和鎮納家戸村にある歴史的な清真寺です。明の嘉靖3年(1524年)に、元初の貴族セイディエジュ・ジャンシディンの子孫であるナスラティンの後裔、納性の子孫によって建立されました。寧夏で最も古いイスラム寺院の一つであり、その歴史は480年以上に及びます。現在の建物は清代に再建されたもので、アラビア様式と漢唐の建築藝術が見事に融合した特徴を持ち、中国の伝統的な四合院の布局を基調としています。総面積は約9000平方メートルで、その礼拝大殿は面積1102平方メートルにも及び、1500人以上が同時に礼拝できる寧夏最大の規模を誇ります。2013年には全国重点文物保護単位に指定されました。

見所:
・門楼と邦克楼:三層の歇山頂(屋根様式)を持つ邦克楼は高さ21メートルで、その両側にはアラビア様式の二層の望月楼が対峙する雄大な景観が訪れる人を出迎えます。
・広大な礼拝大殿:内部は100本以上の木柱で支えられ、500枚以上の絨毯が敷き詰められた荘厳な空間です。殿内の壁にはアラビア語の『コーラン』のレリーフが飾られています。
・歴史的額:大殿の門には、道光皇帝時代の陝甘総督楊遇春や、民国期の寧夏護馬使馬福祥など、歴代の著名人から寄贈された複製の額が掲げられています。
・静謐な庭園:門をくぐると、レンガ舗装の通路の両側にそびえる古槐の大木があり、厳かで落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

入場料:10元
中国語名:
纳家户清真寺(nà jiā hù qīng zhēn sì)
中国語名の読み方:
ナ ジャア フゥ チン ジェン スー
英語名:
The Najiahu Mosque
納家戸清真寺の観光時間:
ハイシーズン:情報にばらつきがあります。確実な情報は現地にご確認ください。
ローシーズン:情報にばらつきがあります。確実な情報は現地にご確認ください。
※宗教施設のため、礼拝時間や特別な行事により開閉時間が変動する可能性があります。訪問前の確認が望ましいです。
納家戸清真寺へのアクセス:
住所:寧夏回族自治区銀川市永寧県楊和郷納家戸村
公共交通機関:銀川市内から永寧県行きのバスを利用し、現地でタクシーなどに乗り換えるのが一般的です。また、312路や402路のバスを利用して「寧朔街利民路口」で下車し、徒歩で向かうこともできます。
注意事項:
敷地内では、特に礼拝中の方の邪魔をしないよう、静かに見学するよう心がけてください。 大殿内に入る際は、脱鞋する習慣がありますのでご協力ください。また、寺院は宗教の場ですので、適切な服装で訪問することをお勧めします。 建物や調度品は貴重な文化財です。触れたり、傷つけたりすることのないよう大切に見学してください。 開館時間や閉館日は変更となる場合がありますので、遠方からお越しの際は、事前に確実な情報を確認されることをお勧めします。
納家戸清真寺についてのお問い合わせ
納家戸清真寺についてのご質問をどうぞ、24時間以内返信します、見積もりは何回も無料!
についてのお問い合わせ