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阿尼瑪卿(アムネマチン)山

概況:
アムネマチン山(阿尼瑪卿山)は、中国青海省果洛蔵族自治州マチェン県(瑪沁県)に位置する、標高6282メートルの雄大な山です。崑崙山脈の東端に属し、チベット仏教における四大神山の一つとして深く信仰されています。「アニ」は祖父母や先祖を、「マチェン」は黄河源流で最も大きい山を意味するチベット語に由来し、地元の人々からは「山神マチェン爺爺」として敬われています。山域にはハロン冰川(哈龍冰川)をはじめとする多くの氷河が発達しており、それが黄河の重要な水源の一つとなっています。自然の厳しさと美しさ、そして神聖な宗教的雰囲気が一体となった、非常に魅力あふれる場所です。

見所:
・神山の風景:マチェン崗日(瑪卿崗日)を主峰とする山々の勇壮な姿は、特に夕日の時間帯には「日照金山」と呼ばれる黄金に輝く光景を見せてくれます。
・ハロン冰川(哈龍冰川):黄河流域で最も長く大きい氷河で、その迫力ある光景を間近で観察できます。
・チベット文化体験:山の周囲には経幡(風馬旗)やマニ車が多く、特に信仰の厚い蔵歴の馬年には多くの巡礼者が訪れ、独特な宗教文化に触れることができます。
・地質公園:アムネマチン山国家地質公園には、特異な氷河地形や地質構造が見られ、自然の造形美を楽しめます。

入場料:無料
中国語名:
阿尼玛卿(ā ní mǎ qīng)
中国語名の読み方:
アー ニー マー チン
英語名:
Animaqing
阿尼瑪卿(アムネマチン)山の観光時間:
ハイシーズン(6月~9月):終日開放
ローシーズン(上記以外の時期):終日開放
*自然保護区のため、実質的に常時開放されていますが、冬季は積雪や厳しい気候のためアクセスが困難になる場合があります。
阿尼瑪卿(アムネマチン)山へのアクセス:
住所:青海省果洛蔵族自治州マチェン県(瑪沁県)北西部雪山郷
公共交通機関:
西寧市からマチェン県の州府である大武鎮行きの長距離バスに乗車します。大武鎮から現地まではタクシーやチャーター車を利用することになりますが、公共の交通機関は非常に限られています。本格的に訪れるには、西寧からレンタカーを借りるか、現地ツアーに参加するのが一般的です。
注意事項:
現地は標高が非常に高く、高山病になる可能性がありますので、無理な運動は避け、必要に応じて酸素ボトルなどを準備することをお勧めします。 天候が変わりやすく、一日の中でも気温の変化が激しいので、防寒着や雨具などの準備をしっかりと行ってください。 アムネマチン山はチベットの人々にとって大切な神山です。現地の宗教的な習慣を尊重し、例えば巡礼路を歩く時は必ず時計回りに進むなど、マナーを守ることが必要です。 山域は自然保護区に指定されています。ゴミは必ず自分で持ち帰り、環境を汚さないように心がけましょう。 本格的な登山や長期の巡礼(転山)を計画される場合は、十分な準備と経験、そして場合によっては現地ガイドの手配が必要です。

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