祁連鹿場

概況:
祁連鹿場は青海省海北蔵族自治州祁連県にある、アジア最大規模の半野生状態で鹿を飼育する施設です。油葫芦野生動物自然保護区内に位置し、標高約3500メートルの高原に広がる約6万亩(約40平方キロメートル)の広大な敷地を有しています。1958年に地元のマンシュウアカマル(馬鹿)とコウライジカ(白唇鹿)のみで創業し、1964年にはニホンジカ(梅花鹿)も導入され、現在では約1500頭の国の一級・二級保護動物に指定されている鹿が生息しています。眼前に黒河が流れ、背後に托勒南山を仰ぐ自然豊かな環境で、鹿たちはのびのびと暮らしており、「高原の宝石」とも称される美しい景観を形成しています。

見所:
・広大な草原での半野生鹿の観察:柵で区切られた広大なエリアで、マンシュウアカマル、ニホンジカ、コウライジカなどが群れをなして草を食む、のどかな光景を見ることができます。
・鹿とのふれあい体験:温厚な性格の鹿には近づいて観察したり、場合によっては係員の指導のもとでエサやり体験をしたりすることができます(状況による)。
・周辺の雄大な自然景観:祁連鹿場は「9号公路」という自驾遊びの名所沿いにあり、黒河大峡谷や草原など、祁連山の壮大な自然を同時に楽しめます。
・油葫芦野生動物自然保護区の生態系:保護区に指定されているエリアならではの高山植物や野生動物を観察する機会もあります。

入場料:
大人の入場料は一般的に60元とされています。ただし、情報源によっては30元や無料とするものもあり、時期や販売プラットフォームにより変動する可能性があります。学生や子供、高齢者などは証明書の提示で割引や無料となる場合がありますので、現地でご確認ください。
中国語名:
祁连牧场(qí lián mù chǎng)
中国語名の読み方:
チー リェン ムゥ チャン
英語名:
Qilianmuchang
祁連鹿場の観光時間:
ハイシーズン(4月1日~10月31日):8:00~18:00
ローシーズン(11月1日~3月31日):8:00~17:00
※季節や気象条件により変動する可能性があります。
祁連鹿場へのアクセス:
住所:
青海省海北蔵族自治州祁連県野牛溝郷油葫芦路口
公共交通機関:
祁連県のバスターミナルから央隆(ヤンロン)行きのバスに乗車し、「鹿場」で下車する方法がありますが、本数は1日1本(朝8時30分発)程度です。バス停から鹿場まではさらに数キロ歩く必要があります。より便利なアクセス方法としては、祁連県からタクシーやチャーター車を利用することをお勧めします。チャーター車の相場は半日で200元前後です。自家用車でお越しの場合は、祁連県からS204省道(二尕線)を西進し、黒河大峡谷を通過後、案内標識に従って
注意事項:
祁連鹿場は標高3500メートルを超える高地にあります。ゆっくりと行動し、必要に応じて水分を十分に補給するなど、高山病の予防に心がけましょう。 現地の天候は変わりやすく、特に夏季でも朝夕は冷え込みます。防寒着、雨具、日焼け止め、サングラスなど、様々な気候に対応できる服装の準備をお勧めします。 鹿は比較的おとなしい動物ですが、驚かせたり、特にオス鹿を挑発したりすることは避け、係員の指示に従って行動しましょう。 自然保護区および動物の飼育環境を守るため、ゴミは必ずお持ち帰りいただき、指定された場所以外での立入りや鹿へのむやみなエサやりはお控えください。

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