趵突泉公園

概況:
趵突泉公園は、中国山東省済南市の中心部に位置する、国家AAAAA級観光地に指定された名園です。南に千仏山を望み、北は大明湖に隣接し、東は泉城広場と繋がる、泉と人文景観を主とした文化的な庭園です。公園は1956年に整備され、その後拡張を重ね、現在の面積は約10.5ヘクタールに至っています。園内の中心である趵突泉は、済南72名泉の筆頭に挙げられ、清の乾隆帝によって「天下第一泉」と称えられた由緒ある泉です。その歴史は古く、『春秋』に記録が残り、甲骨文の研究からはその存在が商代(約3500年前)まで遡るとも言われています。三つの穴から勢いよく湧き出る泉水は一年中18℃前後を保ち、特に水量が豊富な時期には「趵突騰空」と呼ばれる水柱が立ち上る壮観な景観を見せます。園内にはこの趵突泉をはじめ、金線泉や漱玉泉など多くの名泉が点在し、明清時代の建築や宋代の女流詩人・李清照を偲ぶ記念堂など、豊かな歴史文化を感じさせる施設も数多くあります。

見所:
・天下第一泉「趵突泉」:公園の心臓部です。東西30メートル、南北20メートルの長方形の泉池から、三つの穴が地下水を噴出させており、その様子は「泉源上奮,水涌若輪(泉源は奮い上がり、水は車輪のように湧く)」と表現されます。池の周囲には観瀾亭や泺源堂などの歴史的建造物が立ち並びます。
・李清照記念堂:宋代を代表する女流詞人、李清照の記念堂です。彼女の作品集『漱玉詞』に因んで名付けられた漱玉泉のほとりに建てられ、彼女の生涯と文学を紹介しています。
・万竹園:公園内にある「園中の園」で、元々は個人の庭園でした。北方の四合院と江南の古典庭園の様式が融合した造りで、曲がりくねった回廊や楼閣、亭があり、園内には望水泉や白雲泉などいくつかの名泉も点在しています。
・泉水文化展示施設:園内には、泉水の成因や済南の泉文化を学べる展示館が複数あります。例えば、百花园内の「泉水自然地质展览馆」では、沙盤や裸眼3Dで泉水の分布を学べ、泺源堂内の「泉水文化展馆」では、「泺」の甲骨文などの貴重な文物を見ることができます。
・その他の名泉と歴史的建築:漱玉泉、金線泉、馬跑泉など、それぞれに特徴ある泉が点在します。また、観瀾亭、泺源堂、娥英祠、来鶴橋など、明清時代に遡る建築物も見所の一つです。

入場料:
大人:40元。
学生・子供:6歳(不含)~18歳(含)の未成年者、全日制大学本科以下の学生は、身分証や学生証を提示することで20元の学生券を購入できます。
無料対象:60歳以上の高齢者(身分証等提示)、6歳以下または身長1.4メートル以下の児童、障害者、現役・退役軍人とその直系家族、その他規定の優待対象者(詳細は公式情報をご確認ください)。
中国語名:
趵突泉公园(tū quán gōng yuán)
中国語名の読み方:
バオ トゥー チュェン ゴン ユェン
英語名:
Baotu Spring Park
趵突泉公園の観光時間:
ハイシーズン・ローシーズンともに、開園時間は07:00から19:00までです。最終入場は閉園時間の30分前(18:30)までとなります。なお、園内の展示室(記念堂等)の開放時間も07:00~19:00です。
趵突泉公園へのアクセス:
住所:
山東省済南市歴下区趵突泉南路1号に位置しています。
公共交通機関:
市内バス:多くの路線が「趵突泉東門」や「趵突泉北門」バス停に停車します。
地下鉄:現在、最寄り駅は工事中の場合があります。最新の交通案内をご確認ください。
タクシー:市内中心部からは便利です。目的地を「趵突泉公園東門」などと伝えると良いでしょう。
注意事項:
園内の泉池や歴史的建造物は大切な文化財です。池に入ったり、文物に触れたりしないよう、マナーを守って観覧してください。 特に週末や連休期間は大変混雑します。落ち着いて鑑賞したい方は、朝早い時間帯の訪問がおすすめです。 公園は広く、見所が散らばっています。ゆっくり回ると2~3時間はかかりますので、歩きやすい靴でお越しください。 園内には、万竹園内などで本物の泉水を使ってお茶を楽しめる茶館があります。ただし、泉の水はそのまま飲用には適しませんのでご注意ください。 最新の入場情報、特に大型連休時のオンライン事前予約の必要性などについては、訪問前に公式の情報源でご確認されることをお勧めします。

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