四門塔

概況:
四門塔は、山東省済南市歴城区柳埠街道の東北方約4キロメートル、神通寺遺跡の東側に位置する、中国に現存する最古の単層亭閣式石塔です。隋の大業7年(西暦611年)に建立され、1400年以上の歴史を持ちます。塔は巨大な青石を積み上げて造られており、その名の通り東西南北の四面にそれぞれ半円形のアーチ門が開いていることから「四門塔」と呼ばれています。1961年には、その類稀な歴史的・建築的価値から、国務院によって「第一批全国重点文物保护单位」(第一級全国重点文化財保護単位)に指定されました。中国建築史の権威である梁思成と林徽因も1936年にここを訪れ、調査を行ったことが知られています。また、近年ではゲーム『黒神話:悟空』のロケ地の一つとしても注目を集め、新たな魅力を発信しています。

見所:
1400年の時を刻む「四門塔」本体:高さ約15メートル、一辺の幅約7.4メートルの正方形をした、中国唯一の現存する隋代石塔です。その簡素で力強い造形は、漢代建築の遺風を感じさせます。塔の内部中央には方形の塔心柱があり、その四面にはそれぞれ阿弥陀如来(無量寿仏)、宝生如来、阿閦如来、微妙声如来という四体の大理石製の仏像が安置されています。
塔を守る「九頂松」:四門塔のすぐ後ろに聳え立つ、樹齢千年以上と伝えられる古木です。その名の通り、幹から九本の太い枝が分かれて伸びている様子が特徴的で、塔とともに悠久の時を感じさせます。
周辺の歴史的遺跡群:四門塔は、かつて山東仏教の中心地として栄えた神通寺の一部でした。そのため、周辺には唐代に造られた「龍虎塔」や「千仏崖」の摩崖造像、歴代の高僧の墓塔が集まる「墓塔林(塔林)」など、見応えのある遺跡が数多く残されています。
静謐な自然環境:景勝地として知られる済南南部山区に位置しており、春には桃や梨の花が咲き乱れ、夏は避暑地として、秋には栗や山楂子(サンザシ)の実りを楽しむことができます。竹林や湧き水など、自然と歴史が調和した散策が楽しめます。

入場料:
大人の入場料は、主に30元前後とされています(四門塔と湧泉竹林の共通券の場合)。一部の情報では20元や40元とされる場合もありますので、最新の情報は公式発表をご確認ください。
身長1.2メートル以下の児童、70歳以上の高齢者(身分証提示)、障害者、現役軍人は無料となる場合が多いです。60歳から70歳の高齢者や学生(学生証提示)は割引対象となります。
中国語名:
四门塔(sì mén tǎ)
中国語名の読み方:
スー メン ター
英語名:
Four Gate Pagoda
四門塔の観光時間:
通年で開園しています。 ハイシーズン(概ね4月~10月):7:30 ~ 17:30(最終入場は閉園時間の30分~1時間前まで) ローシーズン(概ね11月~3月):8:00 ~ 17:00(最終入場は閉園時間の30分~1時間前まで) ※季節や管理状況により変動する可能性がありますので、訪問前の確認をお勧めします。
四門塔へのアクセス:
住所:
山東省済南市歴城区柳埠街道苏家庄55号(または、柳埠鎮東北方4キロメートル)。
公共交通機関:
バス:済南市街地の「八里橋」バスターミナルから67路バスに乗車し、終点で下車します。その後、「跑馬嶺」行きの専用バス(跑馬嶺專線)に乗り換えることでアクセスできます。
また、済南駅からは四門塔風景区行きの観光バス(旅遊專線車)も運行されており、7:00から17:30の間で約40分間隔で発車しているとの情報もあります。
タクシー/レンタカー:市街地から103省道を南下し、柳埠鎮政府を過ぎて東へ約
注意事項:
四門塔は国宝級の文化財です。塔や仏像、その他の遺跡には手を触れたり、登ったりしないよう、大切に見守りましょう。 園内は石段や山道が多い場所もあります。歩きやすい靴でお越しください。また、夏場は虫除け、冬場は防寒対策もお忘れなく。 仏教遺跡であることを心に留め、静かに参拝・見学するよう心がけましょう。殿内での大声での会話はお控えください。 園内は全面禁煙です。火気の使用は厳禁となっていますので、ご注意ください。 ゴミは必ず指定の場所に捨て、美しい自然と歴史的環境を守るご協力をお願いします。 広い園内をゆっくり回ると2時間以上かかります。飲み物や軽食を持参するか、園内の売店で購入することをお勧めします。

四門塔の写真

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