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山東石刻芸術博物館

概況:
山東石刻芸術博物館(正式名称:山東省石刻芸術博物館)は、中国山東省済南市の中心部、歴下区青年東路6号に位置する、中国で最初の省級石刻芸術専門博物館です。1981年9月に設立され、主に山東地域の古代石刻芸術品の収集、研究、展示を行ってきました。その収蔵品は、石刻文物と碑刻拓片の二つに大別され、秦漢から五代に至るまでの山東地区の画像石、碑刻、墓誌、造像、摩崖刻石などの資料をほぼ網羅しており、その質と量は省内随一と評されています。特に、漢代の画像石や北魏の石碑などが充実しています。2021年3月には、山東省の事業単位改革に伴い、山東博物館に統合されましたが、山東石刻の文化財保護と展示という重要な機能は引き継がれています。

見所:
・漢代画像石のコレクション:『朱鮪石室画像』や『宋山小祠堂漢画像石』など、古代中国の生活や神話を生き生きと描いた貴重な画像石を収蔵しています。
・北魏の名碑:『高貞碑』、『高慶碑』、『馬鳴寺造像碑』など、書道史上でも極めて価値が高いとされる北魏時代の石碑を所蔵しています。『高貞碑』は北魏正光4年(523年)に刻まれ、長く地中に埋もれていた後、近世になって出土したことで知られています。
・北朝摩崖刻経の資料:山東省の各地に残る、岩壁に直接刻まれた大規模な仏教経典(摩崖刻経)に関する豊富な拓片資料を収集・研究しています。
・学術的価値:博物館は単なる展示施設ではなく、学術研究機関としても高い評価を得ており、国際的な学術会議を主催するなど、石刻芸術研究の中心地としての役割を果たしてきました。
・海外での評価:収蔵品を基にした「山東古代石刻拓片精品展」は、北京、上海、さらには日本・東京など、国内外の多くの都市で開催され、高い評価を受けています。

入場料:
大人料金は10元です。学生や高齢者などに対する割引制度の詳細は、公式情報でご確認ください。
中国語名:
山东石刻艺术博物馆(shān dōng shí kè yì shù bó wù guǎn)
中国語名の読み方:
シャン ドン シー カ イー ジュウ ボー ウ グァン
英語名:
Stone Inscription Museum
山東石刻芸術博物館の観光時間:
ハイシーズン・ローシーズンともに、開館時間は09:00から17:30までとなっています。ただし、最終入場時間は閉館の30分前までとなる場合が多いです。また、週末や祝日も開館していますが、具体的なスケジュールは事前に確認されることをお勧めします。
山東石刻芸術博物館へのアクセス:
住所:
山東省済南市歴下区青年東路6号にあります。
公共交通機関:
市内バスを利用する場合、「青年東路」バス停で下車します。39路、66路、85路、k100路などの路線がこのバス停に停車します。
注意事項:
館内は静粛な環境を保つため、大きな声での会話や走り回ることはお控えください。貴重な文化財ですので、展示品には手を触れないようお願いします。 フラッシュや三脚を使用した撮影は、文化財保護の観点から禁止されている場合があります。撮影ルールは入館時にご確認ください。 博物館の規模はそれほど広くありませんが、じっくり見学すると1時間から1時間半ほどかかります。ゆとりを持ったスケジュールでお越しください。 2021年に山東博物館に統合されたため、常設展示の場所や最新の入場情報が変更されている可能性があります。訪問前には、山東博物館の公式ウェブサイトやSNSで最新情報を確認されることを強くお勧めします。 周辺には泉城公園や泉城広場など、他の観光スポットも多数ありますので、合わせて観光計画を立てると効率的です。
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