玲瓏山

概況:
玲瓏山(れいろうざん)は、山東省青州市の南西約16キロメートルに位置する、標高567メートルの山です。古くは百峰山と呼ばれ、その名の通り、遠くから見ると巨大な盆景が天地に置かれたような、奇峰と怪石に富んだ独特の山容を持っています。この山の最大の魅力は、北魏(6世紀)の光州・青州刺史であり、優れた書家としても知られる鄭道昭(ていどうしょう)が残した摩崖石刻(まがいせっこく)にあります。鄭道昭は公務の余暇にこの山を愛で、幾度も訪れては詩文を岩壁に刻ませました。中でも、彼が洛陽に召還される際に名残を惜しんで刻んだ「白駒谷題名(はっくこくだいめい)」は、文字の大きさが一尺(約30センチ)にも及ぶ力強い筆致で、「魏碑三奇」の一つと称される貴重な文化財です。これらの石刻は、中国書道史上、隷書から楷書へと変化する過渡期の様式を伝える「魏碑体」の傑作として、国内外の書道研究者や愛好家から高い評価を受け、多くの人々が訪れる「書道の聖地」となっています。山自体も、無数の洞穴が迷路のように連なる「串心洞」や「通天洞」、そして「天降石」や「玉皇頂」などの奇岩が楽しめる、自然と歴史が融合した景勝地です。

見所:
山のシンボルであり、鄭道昭の晩年の傑作である「白駒谷題名」摩崖石刻。巨大な岩壁に刻まれた19の径尺大字は、1500年の時を経てもその力強い筆致を留めています。
鄭道昭がかつて読書したと伝えられる「通天洞」と、その洞内に刻まれた「白雲堂題名」石刻。
山頂近くに伝わる「北峰山題名」石刻(現存は拓本のみの可能性あり)。
無数の洞穴が複雑に連結する「串心洞」や「通天洞」などの洞窟群。洞内を探検するように歩くことができます。
「天降石」や「玉皇頂」、「凌霞関」など、自然が造り出した奇抜な岩峰の数々。
山頂にある王母宮や、清の康熙年間に山名の由来を記した「遊北峰山記」石碑などの歴史的建造物。

入場料:
情報源により明記されていませんが、一般的な地方の山岳観光地の例から推測すると、有料の場合と無料の場合があります。現地の最新情報をご確認ください。
中国語名:
百峰山(bǎi fēng shān)
中国語名の読み方:
バイ フォン シャン
英語名:
Mt Baifengshan
玲瓏山の観光時間:
ハイシーズン:7:30〜17:30
ローシーズン:8:00〜17:00
(注:一部の情報源では「早9:00-晚17:00」と記載されています。季節や管理状況により変動する可能性がありますので、訪問前の確認をお勧めします
玲瓏山へのアクセス:
住所:
中華人民共和国 山東省 濰坊市 青州市 西南部(玲瓏街道付近)
(注:具体的な町名や番地は情報源に明記されていません。ナビゲーションでは「玲瓏山風景区」を目的地に設定すると良いでしょう。)
公共交通機関:
公共交通機関での直接アクセスは便が限られる可能性があります。一般的なアクセス方法は以下の通りです。
まず、青州市街地までバスや鉄道で向かいます。
青州市街地からは、タクシーやレンタカーを利用するのが最も便利です。車で約30分から40分程度です。
自家用車でお越しの場合は、青州市街地
注意事項:
山道には岩場や階段、洞窟内の狭い通路などがあります。安全のため、スニーカーやトレッキングシューズなど、歩きやすい靴でお越しください。 洞窟内は暗く、足元が滑りやすい場所もあります。懐中電灯やヘッドライトを準備しておくと安心です。 山頂や岩場は風が強い場合があります。季節を問わず、防寒や防風対策の上着があると良いでしょう。 鄭道昭の石刻は国宝級の文化財です。絶対に触れたり、傷つけたりしないよう、大切に見学してください。 山内に売店や自動販売機はほとんどない可能性があります。 飲料水や軽食はあらかじめ準備しておきましょう。 自然環境を守るため、ゴミは必ずお持ち帰りください。また、指定された遊歩道以外には立ち入らないようお願いします。
玲瓏山についてのお問い合わせ
玲瓏山についてのご質問をどうぞ、24時間以内返信します、見積もりは何回も無料!
についてのお問い合わせ
青州観光スポット