碧霞祠
概況:
碧霞祠(へきかし)は、中国山東省泰安市の泰山山頂、標高約1545メートルの地点に位置する、道教の女神・碧霞元君(泰山老奶奶、泰山娘娘とも呼ばれる)を主神として祀る道教宮観です。宋の真宗の大中祥符元年(1008年)に泰山で封禅の儀式を行った際、玉女池から玉女像が現れたという故事に基づき、翌1009年に「昭真祠」として創建されました。その後、金代に「昭真観」、明代に「碧霞霊佑宮」と改称され、清の乾隆35年(1770年)の大修復を経て現在の「碧霞祠」の名が定着しました。華東地区で最も標高が高く、建築規格も高い道教建築群の一つとされ、南北に低く、東西に対称となるように配置された二進院落(前後二つの区画)からなり、計12棟の建築物が厳格なレイアウトで建ち並んでいます。北は玉皇頂、東は駐蹕亭、西は振衣崗、南は宝蔵嶺に囲まれた地形に「蔵」の趣を持って建ち、天街から仰ぎ見ると雲霧に包まれた天上の宮殿のようです。泰山最大の高山古建築群としてその価値を認められ、全国重点道教活動場所および全国重点文物保護単位に指定されています。
見所:
圧巻の建築群と「天上宮闕」の景観:山頂の限られた空間に、照壁、南神門、大山門、鐘鼓楼、東西御碑亭、香亭、そして本殿である碧霞元君宝殿が精巧に配置され、まるで天空に浮かぶ宮殿(天上宮闕)のような景観を作り出しています。特に本殿の屋根を覆う360垄の銅瓦は「周天の数」を象徴するもので、陽光に輝く様子は壮観です。
碧霞元君信仰の中心地:本殿には碧霞元君の鎏金銅坐像が鎮座し、東配殿には眼光娘娘、西配殿には送子娘娘が祀られています。华北地域を中心に絶大な信仰を集める「泰山老奶奶」の祖庭(本山)として、今日も多くの善男善女が参拝に訪れ、香火が絶えることがありません。
貴重な歴史的文物:境内には、明代の「勅建泰山天仙金闕碑」と「勅建泰山霊佑宮碑」という二つの巨大な銅碑が香亭の東西に対峙して立ち、清の乾隆皇帝や道光皇帝による御製詩碑が納められた東西御碑亭など、歴史的価値の高い文物が数多く残されています。
王朝の権威を感じさせる扁額:本殿の内外には、清の雍正帝直筆の「福綏海宇」、乾隆帝直筆の「贊化東皇」という巨大な扁額が掲げられており、歴代王朝からも厚く崇敬されてきたことを物語っています。
泰山絶頂からの大パノラマ:碧霞祠の周辺は泰山観光の核心エリアです。祠を出れば、目の前に広がる天街や、日観峰からのご来光、玉皇頂からの雲海など、泰山随一の絶景を楽しむことができます。
入場料: 碧霞祠単体の入場料は無料です。ただし、碧霞祠は泰山風景名勝区内にあるため、泰山景区への入場料(ハイシーズン125元、ローシーズン100元など)が必要となります。また、宗教活動が行われる特定の日には、参拝者や観光客が非常に混雑する場合があります。
ローシーズン(11月1日~3月31日):6:30 ~ 17:00 (最終入場は閉門30分前頃)
※なお、他の情報源では通年で6:30-17:30という記載も見られます。宗教行事や悪天候、メンテナンス等により臨時閉鎖または時間変更となる場合がありますので、訪問前には最新情報をご確認ください。
山東省泰安市泰山区泰山風景名勝区内 岱頂天街16号(碧霞祠)。
公共交通機関:
碧霞祠へは、泰山山頂まで登らなければなりません。主に以下の2つのルートがあります。
伝統的な登山ルート:泰山の正面入口である「紅門」から歩いて登山し、中天門、十八盤、南天門を経て約4-6時間で天街に到着します。天街を東へ進むと碧霞祠があります。
バスと索道(ロープウェイ)を利用するルート:まず「天外村」入口から景区内バス(片道35元)に乗り、「中天門」まで行きます。そこから「中天門索道」(片道100元)に乗り
碧霞祠(へきかし)は、中国山東省泰安市の泰山山頂、標高約1545メートルの地点に位置する、道教の女神・碧霞元君(泰山老奶奶、泰山娘娘とも呼ばれる)を主神として祀る道教宮観です。宋の真宗の大中祥符元年(1008年)に泰山で封禅の儀式を行った際、玉女池から玉女像が現れたという故事に基づき、翌1009年に「昭真祠」として創建されました。その後、金代に「昭真観」、明代に「碧霞霊佑宮」と改称され、清の乾隆35年(1770年)の大修復を経て現在の「碧霞祠」の名が定着しました。華東地区で最も標高が高く、建築規格も高い道教建築群の一つとされ、南北に低く、東西に対称となるように配置された二進院落(前後二つの区画)からなり、計12棟の建築物が厳格なレイアウトで建ち並んでいます。北は玉皇頂、東は駐蹕亭、西は振衣崗、南は宝蔵嶺に囲まれた地形に「蔵」の趣を持って建ち、天街から仰ぎ見ると雲霧に包まれた天上の宮殿のようです。泰山最大の高山古建築群としてその価値を認められ、全国重点道教活動場所および全国重点文物保護単位に指定されています。
見所:
圧巻の建築群と「天上宮闕」の景観:山頂の限られた空間に、照壁、南神門、大山門、鐘鼓楼、東西御碑亭、香亭、そして本殿である碧霞元君宝殿が精巧に配置され、まるで天空に浮かぶ宮殿(天上宮闕)のような景観を作り出しています。特に本殿の屋根を覆う360垄の銅瓦は「周天の数」を象徴するもので、陽光に輝く様子は壮観です。
碧霞元君信仰の中心地:本殿には碧霞元君の鎏金銅坐像が鎮座し、東配殿には眼光娘娘、西配殿には送子娘娘が祀られています。华北地域を中心に絶大な信仰を集める「泰山老奶奶」の祖庭(本山)として、今日も多くの善男善女が参拝に訪れ、香火が絶えることがありません。
貴重な歴史的文物:境内には、明代の「勅建泰山天仙金闕碑」と「勅建泰山霊佑宮碑」という二つの巨大な銅碑が香亭の東西に対峙して立ち、清の乾隆皇帝や道光皇帝による御製詩碑が納められた東西御碑亭など、歴史的価値の高い文物が数多く残されています。
王朝の権威を感じさせる扁額:本殿の内外には、清の雍正帝直筆の「福綏海宇」、乾隆帝直筆の「贊化東皇」という巨大な扁額が掲げられており、歴代王朝からも厚く崇敬されてきたことを物語っています。
泰山絶頂からの大パノラマ:碧霞祠の周辺は泰山観光の核心エリアです。祠を出れば、目の前に広がる天街や、日観峰からのご来光、玉皇頂からの雲海など、泰山随一の絶景を楽しむことができます。
入場料: 碧霞祠単体の入場料は無料です。ただし、碧霞祠は泰山風景名勝区内にあるため、泰山景区への入場料(ハイシーズン125元、ローシーズン100元など)が必要となります。また、宗教活動が行われる特定の日には、参拝者や観光客が非常に混雑する場合があります。
中国語名:
碧霞祠(bì xiá)中国語名の読み方:
ビー シァ ツー英語名:
Bixiaci碧霞祠の観光時間:
ハイシーズン(4月1日~10月31日):6:00 ~ 17:30 (最終入場は閉門30分前頃)ローシーズン(11月1日~3月31日):6:30 ~ 17:00 (最終入場は閉門30分前頃)
※なお、他の情報源では通年で6:30-17:30という記載も見られます。宗教行事や悪天候、メンテナンス等により臨時閉鎖または時間変更となる場合がありますので、訪問前には最新情報をご確認ください。
碧霞祠へのアクセス:
住所:山東省泰安市泰山区泰山風景名勝区内 岱頂天街16号(碧霞祠)。
公共交通機関:
碧霞祠へは、泰山山頂まで登らなければなりません。主に以下の2つのルートがあります。
伝統的な登山ルート:泰山の正面入口である「紅門」から歩いて登山し、中天門、十八盤、南天門を経て約4-6時間で天街に到着します。天街を東へ進むと碧霞祠があります。
バスと索道(ロープウェイ)を利用するルート:まず「天外村」入口から景区内バス(片道35元)に乗り、「中天門」まで行きます。そこから「中天門索道」(片道100元)に乗り
注意事項:
碧霞祠は現在も活動中の宗教施設です。参拝や見学の際は静粛を保ち、殿内での写真撮影は禁止されている場合が多いので、必ず表示や係員の指示に従いましょう。
祭壇や像にむやみに触れることは厳禁です。 泰山山頂は地上より気温が大幅に低く、風も強くなります。季節を問わず、防寒着、帽子、手袋などの準備が必須です。
歩きやすい登山靴も忘れずに。 ハイシーズンや週末、旧暦の三月十五日(碧霞元君誕辰祭)や四月十八日などは、参拝客で非常に混雑します。ゆったり観光したい方は、平日の午前中を選ぶと良いでしょう。 貴重な文化財を保護するため、建物や石碑に落書きをしたり、銅瓦などの部品に触れたりしないようご注意ください。
また、指定場所以外での焼香は火災の原因となりますのでお控えください。 自身の体力と体調を考慮して登山計画を立てましょう。
高山病の症状(めまい、頭痛、息切れなど)が出た場合は、無理をせずに休憩を取ることが大切です。
碧霞祠の写真
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