ホーム > 中国旅行 > 中国観光地案内 > 山東省 > 泰安 > 封禅大典ショー

封禅大典ショー

概況:
中華泰山・封禅大典は、中国山東省泰安市の泰山・天燭峰景区内にある野外劇場で上演される大型山水実景演出です。中国の実景演出の創始者とされる梅帥元氏が総合プロデューサーを務め、泰山の自然の山々をそのまま舞台背景として活用していることが最大の特徴です。このショーは、秦、漢、唐、宋、清という五つの王朝の皇帝が泰山で行った「封禅」という天と地を祀る国家儀礼をテーマにしており、約70分から80分の公演で中国五千年の歴史の流れをダイナミックに再現します。2025年には大幅なアップグレードを経て「2.0」版として新たに上演を開始し、より没入感のある体験を提供しています。

見所:
五つの王朝の歴史絵巻を体感できるストーリー:2025年アップグレード版では、「文化起源」「秦王封禅」「万国朝宗」「詩聖望岳」「蒼生祈福」の五つの章で構成され、単なる帝王の物語から、民衆の祈りや詩人の詠唱など多角的な文化表現へと進化しています。
圧倒的なスケールの自然を活かした舞台:舞台は泰山の山肌に沿ってV字型に建設され、観客席からは45度の角度で舞台を仰ぎ見る構造になっており、背後に広がる泰山の夜景や星空が演出に溶け込みます。
先端技術と伝統の融合:338台のデジタル照明装置、6基のレーザー、16台の水霧マシン、68本のアレイスピーカーなどを駆使した最新の音響・照明システムが、古代の儀式を現代的な感覚で演出します。LED階段や3Dサンドアート、火の滝などの特殊効果も見所です。
生きた文化遺産の体験:泰山独特の「挑山号子」(荷物を担いで山を登る労働歌)や山東梆子(地方劇)などの無形文化遺産が演出に組み込まれており、地域の文化を深く知ることができます。

入場料:
料金は座席エリアによって異なります。一般的な正規料金は、B区が168元~238元、A区が258元~398元、最上級の天燭区が単座で699元~999元となっています。ただし、特定の地域の住民向けに大幅な割引が実施される場合があります(例:山東省、山西省、河南省、河北省の住民向けにB区99元など)。身長1.2メートル(一部情報では1.4メートル)以下の児童は、座席を占有しない場合に限り無料で入場できます。
中国語名:
封禅大典表演(fēng chán dà diǎn biǎo yǎn)
封禅大典ショーの観光時間:
公演は夜間のみ行われます。具体的な開演時間は季節によって変動します。
ハイシーズン(例:5月1日~10月31日):開演は20:00頃~。
ローシーズン(例:11月1日~翌年4月30日):開演は19:30頃~。
公演時間は約70分~80分です。詳細な時間は公式発表や購入チケットの記載に従ってください。
封禅大典ショーへのアクセス:
住所:
山東省泰安市岱岳区大津口郷艾窪村 天燭峰景区内(封禅天地劇場)。
公共交通機関:
泰安市内からは、K19路バスに乗車し、終点の「天燭峰景区」バス停で下車します。また、観光直通バス(封禅大典直通車)が運行されており、紅門にある小天庭酒店前や天外村などから出発します(通常、夕方18:50頃発車)。直通バスは有料(片道15元、往復20元)の場合があります。
注意事項:
公演は野外で行われ、夜間は気温が大きく下がります。季節を問わず、防寒着や上着を必ず持参することをお勧めします。
劇場は傾斜しており、後方の席ほど舞台全体を見渡せる視野が良くなります。A区や天燭区は後方に位置するため、観覧効果が高いです。
チケットの入場・交換や会場までの移動に時間がかかることがあります。スムーズに観覧するためには、開演時間の1時間前までに会場に到着するよう計画しましょう。
公演中はフラッシュ撮影や三脚の使用が禁止されている場合があります。また、他の観客の迷惑にならないよう、静かに鑑賞しましょう。
会場周辺では、公演開始前や終了後に「泰山东街」という文化商業施設で食事や買い物を楽しむこともできます。時間に余裕があれば、合わせて訪れてみるのも良いでしょう。

封禅大典ショーの写真

封禅大典ショーについてのお問い合わせ
封禅大典ショーについてのご質問をどうぞ、24時間以内返信します、見積もりは何回も無料!
についてのお問い合わせ