泰山十八盤

概況:
泰山十八盤(たいざんじゅうはちばん)は、中国山東省泰安市の泰山風景名勝区内、対松山(たいしょうざん)から南天門(なんてんもん)の間に位置する、登山道の中で最も険しい区間です。その長さは1キロ足らずですが、標高差は約400メートルにも及び、石段は合わせて約1633段(資料により1827段との記載もあり)にのぼります。かつては「雲門」と呼ばれ、清の乾隆年間末期に盤道が改修された時に現在の形になったと伝えられています。両側の崖が削られたように切り立っており、その間に険しい石段がはめ込まれた様子は、遠くから見ると天に通じる雲梯のようであることから、「天門雲梯」とも称されます。明代の詩人、祁承濮が「抜地五千丈、衝霄十八盤」と詠んだように、泰山の雄大さはここに集約され、その壮麗さは登攀そのものの中にあると言えるでしょう。

見所:
「南天門」は、石壁谷の谷口に建つ泰山の重要なランドマークです。十八盤の終点に位置し、険しい階段を登り切った達成感と、頂上への入り口としての威厳を感じさせます。
険しい登攀路の両側の岩壁には、「天門長嘯」、「層崖空谷」、「天門雲梯」、「如登天際」など、数多くの摩崖石刻(ぼくがんせっこく)が刻まれており、古人の感慨を偲ばせます。
「緊十八盤」の西側の崖には、巨岩が宙に浮いているように見え、その横顔が枕をした仏頭のように見える「迎客仏」と呼ばれる奇岩があります。
十八盤はその険しさから、「慢十八」、「不緊不慢又十八」、「緊十八」の三つのセクションに分けられます。中でも昇仙坊から南天門にかけての「緊十八盤」が最も傾斜が急で、挑戦し甲斐があります。
登り詰めた先の南天門から振り返ると、自分が登って来た雲のような階段と、眼下に広がる山々のパノラマを一望でき、大きな感動を得られます。

入場料:十八盤単独の入場料はありません。見学には泰山風景名勝区の入場券が必要です。景区の入場料は季節により変動し、ハイシーズン(3月~11月)は125元、ローシーズン(12月~2月)は100円です。
中国語名:
泰山十八盘(tai shān shí bā pán)
中国語名の読み方:
タイ シャン シー バー パン
英語名:
Taishanshibapan
泰山十八盤の観光時間:
ハイシーズン:終日開放(景区への入場は0:00~24:00可能ですが、安全のため日中の明るい時間帯の訪問が推奨されます)
ローシーズン:終日開放(景区への入場は0:00~24:00可能ですが、安全のため日中の明るい時間帯の訪問が推奨されます)
※南天門から中天門へ下る索道(ロープウェイ)の運行時間は、ハイシーズン(4月1日~10月31日)が7:00~17:30、ローシーズン(11月1日~次年3月31日)が8:00~17:00となっています。
泰山十八盤へのアクセス:
住所:
山東省泰安市泰山区紅門路54号泰山風景名勝区内(対松山と南天門の間)
公共交通機関:
泰山への主な入口は複数あります。十八盤へは、徒歩登山の起点となる「紅門」入口からアプローチするのが一般的です。
紅門入口へは、市内バス45路、3路/K3路、49路/K49路などに乗車し、「紅門」バス停で下車します。
その他の入口としては、景区内バスで中天门まで行ける「天外村」入口(バス19路、k37路、k39路等で「天外村」下車)、「天燭峰」入口、「桃花峪」入口などがあります。
注意事項:
十八盤は非常に傾斜が急な階段が続きます。登攀時は、両側に設置されている鎖(鉄索)をしっかり掴み、安全に十分注意してください。 体力を補助し、膝への負担を軽減するために、登山杖の使用が強くお勧めです。現地でも購入可能です(約2元)。 すべての石段を登るには相当の体力と時間を要します。ご自身の体調と体力を考慮し、無理のない計画を立てましょう。下山に体力を残すことも重要です。 体力に自信がない方や、時間の都合で下山を楽にしたい方は、南天門で「中天门索道」を利用して中天门まで下る方法もあります(片道100元)。 ハイシーズンや週末は大変混雑します。自分のペースで登れるよう、余裕を持って出発するか、比較的空いている時間帯を選ぶと良いでしょう。また、夜間の登山(夜爬)をされる方は、懐中電灯を必ずご準備ください。

泰山十八盤の写真

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