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威海還翠楼

概況:
環翠楼(かんすいろう)は、中国山東省威海市の中心部、奈古山(なこさん)の東麓に位置する国家AAAA級観光地です。その歴史は古く、明代の弘治2年(1489年)に威海衛城の改修を記念して建立されたのが始まりとされます。その後、戦火などで幾度か損傷と再建を繰り返しましたが、現在の楼閣は1978年(または2010年)に再建されたものです。楼閣は「群山に抱かれ、翠緑に囲まれる」景観から「環翠」と名付けられ、その名の通り、頂上からは威海市街の全景と遠く碧い海、さらには歴史の島・劉公島を一望できる絶景が広がります。園内は公園と広場からなり、市民の憩いの場であると同時に、甲午戦争の英雄・鄧世昌の銅像が立つなど、歴史を偲ぶ場ともなっています。

見所:
楼閣最上階からの眺望は必見です。威海市街と黄海、そして遠く劉公島を一望でき、「山楼初旭」は威海八景の一つに数えられます。
園内の広場に立つ、甲午戦争で壮烈な最期を遂げた北洋水師提督・鄧世昌の巨大な銅像は、歴史を感じさせるスポットです。
楼閣自体も見応えがあります。著名な書家・舒同が揮毫した「環翠楼」の扁額や、黄苗子による「環閣凌空」の額が掲げられています。
園内には動物区、花卉区、遊楽区のほか、民俗風情街区や環翠書院、明の城壁遺跡など、散策を楽しめるスポットが数多くあります。
公園は四季折々の景色が楽しめ、特にライトアップされた夜の楼閣は幻想的な美しさです。

入場料:無料(ただし、環翠楼本体に入館するには身分証明書(パスポートなど)による予約と入場券の引き換えが必要です)。
中国語名:
威海还翠楼(wēi hǎi hái cuì lóu)
威海還翠楼の観光時間:
公園区域:24時間開放。
環翠楼本体:
ハイシーズン:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
ローシーズン:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
※季節による変動は少ないようです。月曜日が休館日となる場合があるため、訪問前の確認をお勧めします。
威海還翠楼へのアクセス:
住所:
山東省威海市環翠区統一路82号。
公共交通機関:
市内バスを利用するのが便利です。「環翠楼」バス停で下車してください。
主な路線番号は、5路、14路、25路、31路、108路、109路、110路、119路などがあります。
注意事項:
環翠楼本体への入館には、オンラインでの実名制予約(無料)が必要です。予約後は、指定された時間帯に身分証明書の原本を持参し、入場券と引き換えてください。
楼内では文化財保護のため、飲食や喫煙は禁止されています。また、スリッパや靴カバーの着用が必要な場合がありますので、スタッフの指示に従ってください。
園内は坂道や階段が多いため、歩きやすい靴での来園をお勧めします。高所からの眺望を楽しむ際は、特に足元にご注意ください。
貴重な文化財や展示品には手を触れないようお願いします。フラッシュや三脚を使用した撮影が制限されている場合もあります。
公園は市民の憩いの場でもあります。静かに鑑賞し、他の来園者や周辺の環境に配慮したマナーを守りましょう。
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