資寿寺

概況:
資寿寺(しじゅじ)は、中国山西省晋中市霊石県静升鎮蘇渓村に位置する、唐代創建の古刹です。俗に「蘇渓寺」とも呼ばれます。その名は「仏の加護により民衆の長寿を資する(助ける)」という願いから名付けられました。唐代の咸通11年(870年)に創建され、宋代、元代を経て、明の正徳16年(1521年)に大規模な補修が行われ、現存する建築群は明代の様式を色濃く残しています。寺院は北を背に南向きに建ち、背後に連なる綿山と前面を流れる汾河に囲まれた、山水に恵まれた景勝地にあります。寺宝として、明代の彩色塑像、壁画、そして精巧な藻井(天井装飾)が「資寿寺の三絶」と称され、中でも十八羅漢像はその芸術性の高さで知られます。2001年には第五批全国重点文物保護単位に指定されました。

見所:
まず注目すべきは、明代の彩色塑像です。特に「三大士殿」に安置される十八羅漢像は、写実的で豊かな表情が特徴で、明代彩塑の傑作と評されます。これらの羅漢像は1993年に頭部全てが盗難に遭うという悲劇がありましたが、台湾の実業家・陳永泰氏によって買い戻され、無償で返還・修復されたという感動的なエピソードでも有名です。
大雄宝殿や薬師殿の壁面を飾る明代の壁画も見逃せません。仏教の説話や諸仏、菩薩などが力強く繊細な筆致で描かれており、その芸術的価値は高いです。
薬師殿の天井に施された「藻井」は、256組もの斗拱(組物)を幾重にも積み上げて造られた精巧な構造で、中央には金色の八卦と蟠龍の彫刻があり、建築技術の粋を集めています。
建築群そのものも見応えがあります。天王殿、大雄宝殿を中心に、鐘鼓楼や配殿などが対称的に配置され、明代の寺院建築の典型的な布局を今に伝えています。屋根を彩る三彩琉璃瓦も印象的です。

入場料:大人15元/人です。
中国語名:
资寿寺(zī shòu sì)
中国語名の読み方:
ズー ショウ スー
英語名:
The Zishou Temple
資寿寺の観光時間:
ハイシーズン:8:00 — 19:00
ローシーズン:8:00 — 19:00
(注:情報源により全年9:00-22:00という記載もあります。訪問前の最新確認をお勧めします。)
資寿寺へのアクセス:
住所:山西省晋中市霊石県静升鎮蘇渓村西側。
公共交通機関:
霊石県城から、または「华夏民居第一宅」として知られる王家大院から、1路バスを利用して行くことができます。バス停は「資寿寺」です。
注意事項:
寺内の塑像や壁画は貴重な文化財です。フラッシュを使用した撮影は塑像の劣化を招くため、厳禁とされている場合があります。 必ず係員の指示に従ってください。 寺院は静かな祈りの場です。他の参拝者や修行の妨げにならないよう、大声での会話は控え、マナーを守って見学しましょう。 敷地内は石畳や階段があります。歩きやすい靴での来訪がおすすめです。 宝物殿や特定の殿堂では、室内履きへの履き替えや靴カバーの着用が必要な場合があります。 最終的な開放時間や入場料金は変更となる可能性があります。特にシーズンや特別な行事時は、事前に現地の観光案内所や公式情報で最新の状況をご確認ください。
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