晋祠

概況:
晋祠は、山西省太原市の西南約25キロ、懸甕山の麓にある中国有数の古建築群です。その歴史は古く、西周時代に晋の始祖である唐叔虞を祀るために創建されたと伝えられ、現存する最古の文献記録は北魏の地理書『水経注』に見られます。長い歴史の中で何度も増築・修復が繰り返され、儒教、仏教、道教の様式が融合した独特の景観を形成しています。祠内には、宋、元、明、清の各時代の建築物が100棟以上も現存し、中でも宋代の「聖母殿」、「魚沼飛梁」、「献殿」は三大国宝建築と称されます。1961年には最初の「全国重点文物保護単位」に指定され、2024年には晋祠天龍山景区として国家5A級観光地に認定されました。自然と人工の調和が取れたその景観は、古代庭園と祠堂建築が結び付いた貴重な文化的遺産です。

見所:
聖母殿:晋祠の中心的な建築で、北宋時代(1023-1032年)に建立されました。殿内には43体の彩色塑像があり、中央に座す聖母邑姜像を中心に、侍女や宦官などがリアルな表情で並びます。特に33体の侍女像は、それぞれ異なる性格や感情が細やかに表現されており、「晋祠三絶」の一つに数えられます。
魚沼飛梁:聖母殿の前に位置する十字形の橋で、中国現存最古の十字橋と言われています。宋代の建築で、池(魚沼)の上に翼を広げたような独特の形状が特徴です。
難老泉:晋水の源流で、一年中枯れることなく清らかな水が湧き出ています。その名は『詩経』の「永錫難老(永遠に老いず)」に由来します。唐代の詩人李白もその美しさを詩に詠んでおり、「晋祠三絶」の一つです。
金人台:四体の鉄製武士像が四隅を守るように立つ方形の台です。北宋時代に鋳造され、約900年の時を経た今も威風堂々とした姿を見せており、優美な侍女像との対比が印象的です。
周柏(臥龍柏):聖母殿の左側に立つ古柏で、樹齢は約3000年とも言われます。地面に臥せた龍のような姿から「臥龍柏」とも呼ばれ、生命力にあふれています。「晋祠三絶」を構成する名木です。
唐碑亭(貞観宝翰亭):唐の太宗李世民が自ら書いた「晋祠之銘并序」の碑を収める亭です。書道史上でも価値が高い傑作とされています。

入場料:
大人:80元
割引料金(学生など):40元
中国語名:
晋祠(jìn)
中国語名の読み方:
ジン ツー
英語名:
Jinci Temple
晋祠の観光時間:
ハイシーズン(4月1日~10月31日):8:30~18:00
ローシーズン(11月1日~翌年3月31日):8:30~17:00
晋祠へのアクセス:
住所:山西省太原市晋源区晋祠鎮
公共交通機関:
太原市内から308番、804番、856番、848番などのバスに乗車し、「晋祠公園」バス停で下車します。
太原南駅(高铁駅)からタクシーで約30分です。
注意事項:
公共の場では喫煙を控え、ゴミは決められた場所に捨てるなど、マナーを守って気持ちよくご見学ください。 貴重な文化財と自然環境を守るため、展示物に触れたり、草花を摘んだり、木に登ったりすることはお控えください。 詳しい歴史やエピソードを知りたい方は、入口でガイドサービス(有料)や音声ガイド機(日本語対応あり)の利用をお勧めします。 敷地面積が広いため、歩きやすい靴でお越しになるのがおすすめです。また、見学には十分な時間の余裕を持って計画されると良いでしょう。

晋祠の写真

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