玄中寺
概況:
玄中寺は、中国山西省呂梁市交城県の石壁山に位置する、中国仏教浄土宗の発祥地であり、日本仏教の浄土宗・浄土真宗の祖庭としても深く尊ばれる古刹です。北魏の延興2年(472年)に創建され、高僧・曇鸞大師がここに住し、浄土教義を確立しました。その後、道綽大師、善導大師へと法脈が受け継がれ、念仏による往生を説く浄土宗が大成されました。唐の太宗李世民も皇后の病気平癒を祈願してこの寺を訪れ、「石壁永寧寺」の名を賜ったと伝えられています。1500年以上の歴史を持つ寺は、日中仏教文化交流の重要な絆としても機能してきました。
見所:
・祖師堂(三祖堂):曇鸞、道綽、善導という浄土宗の三大祖師を祀る堂です。堂内には、日本仏教界から贈られた祖師の画像や幢幡、経典などが展示されており、日中交流の歴史を物語っています。
・歴代の碑刻:寺内には北魏から明清に至る48通の碑碣があり、中でも唐の「石壁寺鉄弥勒像頌碑」や元の八思巴文(モンゴル文字)聖旨碑は貴重な歴史資料です。
・七仏殿:「西方聖境」の扁額が掛かり、泥塑鍍金の七仏坐像が祀られています。釈迦牟尼仏を含む過去七仏を拝むことができます。
・墓塔亭:高さ2.31メートルの石造りの塔で、108枚の蓮華が彫刻されており、念仏によって百八の煩悩が除かれることを象徴しています。
・大雄宝殿:多くの寺院では釈迦如来を本尊としますが、浄土宗の根本道場である玄中寺の大雄宝殿では、阿弥陀如来の木造立像が本尊として祀られています。
入場料:
大人:30元(ハイシーズン)、20元(ローシーズン)。なお、情報源によっては淡季(ローシーズン)を15元としているものもあります。
ローシーズン:8:00〜18:00(入場は17:00まで)
※季節による変動がある場合があります。一部の情報では、通年9:00〜16:00開放としているものもありますので、訪問前の確認がおすすめです。
山西省呂梁市交城県西北約10キロメートルの石壁山上。
公共交通機関:
まず、太原の長距離バスターミナルから交城県行きのバスに乗車します。交城県に到着後、玄中寺までは路線バスはなく、タクシーや現地の車両をチャーターする必要があります。玄中寺の入口から寺院まではまだ4〜5キロメートルほど距離があります。
仏像や祭祀が行われている区域の内部を撮影することは禁止されている場合がありますので、ご注意ください。
殿堂に入る際は、中央の敷居を踏まないようにし、帽子や杖などを仏壇の上に置かないようにします。
寺院内の鐘や太鼓などの法器、経典、草木などは、大切に扱い、むやみに触ったりしないようにしましょう。
僧侶にお会いした時は、「師父」や「法師」と敬称で呼び、合掌して軽く会釈するのが礼儀です。頭を触ったり握手を求めたりはしないでください。
玄中寺は、中国山西省呂梁市交城県の石壁山に位置する、中国仏教浄土宗の発祥地であり、日本仏教の浄土宗・浄土真宗の祖庭としても深く尊ばれる古刹です。北魏の延興2年(472年)に創建され、高僧・曇鸞大師がここに住し、浄土教義を確立しました。その後、道綽大師、善導大師へと法脈が受け継がれ、念仏による往生を説く浄土宗が大成されました。唐の太宗李世民も皇后の病気平癒を祈願してこの寺を訪れ、「石壁永寧寺」の名を賜ったと伝えられています。1500年以上の歴史を持つ寺は、日中仏教文化交流の重要な絆としても機能してきました。
見所:
・祖師堂(三祖堂):曇鸞、道綽、善導という浄土宗の三大祖師を祀る堂です。堂内には、日本仏教界から贈られた祖師の画像や幢幡、経典などが展示されており、日中交流の歴史を物語っています。
・歴代の碑刻:寺内には北魏から明清に至る48通の碑碣があり、中でも唐の「石壁寺鉄弥勒像頌碑」や元の八思巴文(モンゴル文字)聖旨碑は貴重な歴史資料です。
・七仏殿:「西方聖境」の扁額が掛かり、泥塑鍍金の七仏坐像が祀られています。釈迦牟尼仏を含む過去七仏を拝むことができます。
・墓塔亭:高さ2.31メートルの石造りの塔で、108枚の蓮華が彫刻されており、念仏によって百八の煩悩が除かれることを象徴しています。
・大雄宝殿:多くの寺院では釈迦如来を本尊としますが、浄土宗の根本道場である玄中寺の大雄宝殿では、阿弥陀如来の木造立像が本尊として祀られています。
入場料:
大人:30元(ハイシーズン)、20元(ローシーズン)。なお、情報源によっては淡季(ローシーズン)を15元としているものもあります。
中国語名:
玄中寺(xuán zhōng sì)玄中寺の観光時間:
ハイシーズン:8:00〜19:00(入場は18:00まで)ローシーズン:8:00〜18:00(入場は17:00まで)
※季節による変動がある場合があります。一部の情報では、通年9:00〜16:00開放としているものもありますので、訪問前の確認がおすすめです。
玄中寺へのアクセス:
住所:山西省呂梁市交城県西北約10キロメートルの石壁山上。
公共交通機関:
まず、太原の長距離バスターミナルから交城県行きのバスに乗車します。交城県に到着後、玄中寺までは路線バスはなく、タクシーや現地の車両をチャーターする必要があります。玄中寺の入口から寺院まではまだ4〜5キロメートルほど距離があります。
注意事項:
寺院は静粛な場所ですので、大声での会話や走り回ることは控えましょう。仏像や祭祀が行われている区域の内部を撮影することは禁止されている場合がありますので、ご注意ください。
殿堂に入る際は、中央の敷居を踏まないようにし、帽子や杖などを仏壇の上に置かないようにします。
寺院内の鐘や太鼓などの法器、経典、草木などは、大切に扱い、むやみに触ったりしないようにしましょう。
僧侶にお会いした時は、「師父」や「法師」と敬称で呼び、合掌して軽く会釈するのが礼儀です。頭を触ったり握手を求めたりはしないでください。
玄中寺の写真
玄中寺についてのお問い合わせ
玄中寺についてのご質問をどうぞ、24時間以内返信します、見積もりは何回も無料!


