青羊宮

概況:
青羊宮は、四川省成都市の一環路西二段に位置する、成都市内で最も古く、規模も最大級の道教寺院です。その歴史は周朝にまで遡り、当初は「青羊肆」と呼ばれていました。名称の由来は、道教の始祖である老子が、函谷関で関令の尹喜に「千日後、成都の青羊肆で我を尋ねよ」と告げたという故事に基づいています。唐代には「玄中観」と改称され、唐の僖宗皇帝がここを行宮としたことをきっかけに「青羊宮」へと昇格しました。その後、明代に焼失しましたが、現在の建物の多くは清代の康熙年間(1667年-1671年)に再建されたものです。「川西第一道観」、「西南第一叢林」と称され、中国道教協会の重点宮観および四川省の重点文物保護単位にも指定されている、歴史と格式を兼ね備えた重要な聖地です。

見所:
三清殿前の「銅羊(青羊)」:清代に北京から寄進された二体の銅像で、特に単角の銅羊は鼠の耳、牛の体、虎の爪など十二支の動物の特徴を集めた奇妙な造形で知られます。古くから身体の不調な部分に対応する銅羊の部位を撫でると治癒すると信じられ、多くの参拝者を集めています。
「八卦亭」:青羊宮で最も保存状態が良く、華麗な建築として名高い八角形の亭です。方形の基壇の上に円形の建物が建てられ、道教の「天円地方(天は円く、地は四角い)」という宇宙観を体現しています。
「三清殿」:青羊宮の主殿で、玉清元始天尊、上清霊宝天尊、太清道徳天尊という道教の最高神「三清」を祀っています。殿内には、道教の八大天王を表す8本の木柱と、二十八宿を表す28本の石柱など、計36本の柱が立ち並び、壮大な雰囲気を醸し出しています。
「斗姥殿(とぼでん)」:青羊宮に現存する唯一の明代建築で、北斗七星の母神である斗姥元君を祀っています。
「《道蔵輯要》経版」:宮内に所蔵される清代の木版で、計13,000枚以上あり、道教典籍の最も完全な保存版として、研究上極めて貴重な文物となっています。

入場料:
大人:10元。
学生(学生証提示):5元。
※1.2メートル以下の児童、60歳以上の高齢者(身分証提示)、現役軍人、障害者などは無料となる場合があります。
中国語名:
青羊宫(qīng yáng gōng)
中国語名の読み方:
チン ヤン ゴン
英語名:
Qingyang Temple
青羊宮の観光時間:
通年で開園時間は8:00です。
閉園時間は、ハイシーズン(4月~9月頃)は18:00、ローシーズン(10月~3月頃)は17:00となる情報があります。最終入場は閉園の10分~30分前までとなることが一般的です。
青羊宮へのアクセス:
住所:
四川省成都市青羊区一环路西二段9号。
公共交通機関:
地下鉄:5号線「青羊宮」駅のC出口から徒歩約100メートルで到着します。2号線「中医大省医院」駅からは徒歩約800メートルです。
バス:「青羊宮」バス停で下車します。多くの路線が経由しており、例として19路、35路、42路、58路、59路、82路、151路などが利用できます。
注意事項:
宮内は神聖な宗教施設です。静かに参拝し、殿内での大声での会話や走り回る行為はお控えください。 参拝用の線香は、山門で無料で3本提供されています。外部からの香や紙銭の持ち込みは謝絶されていますので、ご注意ください。 道教の習慣に従い、各殿堂の入口にある高い敷居(門檻)を踏まないようにしましょう。また、撮影禁止の場所では写真や動画の撮影を行わないでください。 貴重な文化財である銅羊や建築物には、不用意に触れたり、傷つけたりしないようご配慮をお願いします。 園内は緑が多く、古木も多いため、火気の使用や喫煙は厳禁です。指定された場所以外での飲食もご遠慮ください。 ゴミは必ず指定の場所に捨て、美しい環境を保つようご協力ください。

青羊宮の写真

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