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四姑娘山

概況:
四姑娘山は、四川省阿坝藏族羌族自治州小金県四姑娘山鎮に位置する中国国家級風景名勝区です。成都から西北へ約220キロメートル、車で約3.5時間の距離にあります。四つの連なる峰から構成され、最高峰の幺妹峰は標高6247.8メートルで、四川省第二の高峰として「蜀山之后」や「東方のアルプス」と称されています。この地は世界自然遺産、国家5A級観光地、国家級自然保護区にも指定されており、豊かな生態系と雄大な自然景観で知られています。観光の中心は、双橋溝、長坪溝、海子溝の三つの峡谷で、それぞれが異なる魅力を持つほか、登山家にとっては入門級の大峰から技術を要する幺妹峰まで、様々なレベルの登山ルートが整備されています。

見所:
双橋溝は、観光バスで気軽に巡れる最も開発が進んだエリアです。紅杉林や布達拉峰、四姑娜措など、絵のように美しい景色が広がり、家族連れや時間に限りのある観光客に最適です。
長坪溝は、原始林の中を木道や馬道が続く、ハイキングと乗馬を楽しめるエリアです。終点の木騾子からは幺妹峰の雄姿を間近に仰ぐことができ、軽装のトレッキング愛好者に人気があります。
海子溝は、未開発の自然が残る本格的なトレッキングと登山のエリアです。花海子や八角棚など、十数個の高山湖(海子)を目指すルートは、体力と経験のあるアウトドア愛好者向けです。
猫鼻梁は、四姑娘山の四つの峰を一望できる有名なビューポイントです。特に夕焼けに染まる「日照金山」の景色は絶景です。

入場料:
各峡谷で入場料が異なります。双橋溝は観光バス料金込みで、ハイシーズン150元、ローシーズン50元です。長坪溝は入場料70元に観光バス料金20元が加わります。海子溝は入場料のみで、ハイシーズン60元、ローシーズン40元です。登山を計画される場合は、別途で登山許可証(個人100元/人など)と資源管理費が必要です。
中国語名:
四姑娘山(sì gū niáng shān)
四姑娘山の観光時間:

ハイシーズン(4月1日~11月30日):8:00〜17:30
ローシーズン(12月1日~3月31日):8:00〜17:00
※最終入場は閉園時間の1〜2時間前となる場合がありますので、ご注意ください。
四姑娘山へのアクセス:
住所:
四川省阿坝藏族羌族自治州小金県四姑娘山鎮。
公共交通機関:
成都の茶店子バスターミナルから四姑娘山鎮行きの長距離バスを利用できます。所要時間は約4時間、料金は95元から135元程度です。現地に到着後、各景区へはタクシーやローカルバスを利用します。より柔軟に移動したい場合は、成都から現地までの拼車(相乗りタクシー)や包車(チャーター車)を手配する方法もあります。
注意事項:
四姑娘山は標高が高い地域です。到着後は激しい運動を避け、体調を整えましょう。必要に応じて、事前に紅景天を服用したり、携帯用酸素ボンベを準備したりすることをお勧めします。
高原は昼夜の気温差が大きく、天気も変わりやすいです。防寒着(ダウンジャケットやウインドブレーカー)と雨具は必ずご持参ください。また、紫外線が非常に強いので、日焼け止め、サングラス、帽子での対策が必須です。
一部のエリア、特に海子溝などでは携帯電話の電波が届かない場合があります。現地の食事代や乗馬代、小さな売店での支払いのために、多少の現金を準備しておくと便利です。
美しい自然環境を守るため、ゴミは必ずお持ち帰りください。指定された遊歩道以外には立ち入らないようにしましょう。登山を計画される場合は、必ず事前に許可を取得し、経験豊富なガイドを同行させてください。

四姑娘山の写真

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