仙乃日山

概況:
仙乃日山(せんないじつさん)は、四川省甘孜チベット族自治州稻城県と涼山彝族自治州木里蔵族自治県の境界に位置する、標高6032メートルの神聖な雪山です。これは「三估主(さんこしゅ)雪山」と呼ばれる稻城亜丁の三神山の北峰に当たり、蔵語で「観世音菩薩」を意味するその名の通り、慈悲を象徴する山として古くから崇められてきました。その優美な山容は、頂上が水平で両側がわずかに反り返った独特の形状をしており、遠くから見ると蓮華座に端座する大仏や、羽ばたく神鷹のようにも見えます。周囲には氷河地形や高山湖が点在し、特にふもとの珍珠海(卓瑪拉措)に映る逆さ富士は、訪れる人々を魅了する絶景として知られています。この山は、世界的にも貴重な原始的な自然生態系を保存する稻城亜丁景観区の核心をなす存在であり、「香格里拉の魂」「水色の惑星の最後の一片の浄土」と称される景観のシンボルです。

見所:
珍珠海からの神々しい逆さ富士:仙乃日雪山の融雪水がたたえられた高山湖で、湖面が鏡のように神山の姿を映し出す様子は、この地域を代表する絶景のひとつです。
沖古寺からの仰望:仙乃日の雪峰を真正面から仰ぎ見ることができる古刹で、雪山と古寺が織りなす荘厳な風景を楽しめます。
沖古草甸からのパノラマ:広々とした高原の草原からは、仙乃日に加え、夏諾多吉などの神山も一望でき、四季折々の草花と相まって絵のような景観が広がります。
「観音慈悲線」ハイキング:比較的歩きやすい遊歩道で、森林や渓流を抜けながら、さまざまな角度から仙乃日の雄大な姿を眺めることができます。
信仰の対象としての文化的景観:山肌にはたくさんの経幡(風馬旗)がはためき、地元のチベット族の人々が巡礼する姿を見ることができ、聖山としての神聖な空気を感じられます。

入場料:
仙乃日山単体の入場料金はありません。稻城亜丁自然保護区の入場料に含まれています。
亜丁景区の入場料は季節によって変動し、ハイシーズン(4月1日~11月30日)は入場料146元+観光バス代120元の合計266元、ローシーズン(12月1日~3月31日)は入場料120元+観光バス代120元の合計240元が一般的です。学生や高齢者などは割引制度があります。
中国語名:
仙乃日山(xiān nǎi rì shān)
中国語名の読み方:
シェン ナイ ルィ シャン
英語名:
Xiannairishan
仙乃日山の観光時間:
ハイシーズン:7:00~18:30(景区入場受付時間)
ローシーズン:8:00~17:30(景区入場受付時間)
※仙乃日山自体は一年中眺めることができますが、景区内の観光バスや施設の営業時間が上記の通り制限されるため、事実上のアクセス可能時間となります。また、珍珠海などのスポットへは、日没前までに訪れることが推奨されます。
仙乃日山へのアクセス:
住所:
四川省甘孜蔵族自治州稻城県香格里拉鎮亜丁村(稻城亜丁風景区内)
公共交通機関:
まず、成都市の新南門バスターミナルから稻城県行きの長距離バス(約1日、270元前後)を利用します。稻城県に到着後、香格里拉鎮(旧・日瓦郷)行きのバスやタクシーに乗り換えます。香格里拉鎮にある「稻城亜丁観光客センター」で景区入場券と観光バスの乗車券を購入し、専用バスに乗って約1時間で亜丁村へ向かいます。亜丁村からは、観光バスや電動カートを乗り継ぎ、沖古寺サービスセンターを経由して仙乃日山の観光スポットへ向かいます。
注意事項:
仙乃日山周辺は標高4000メートルを超える高地です。高山病対策を万全にし、到着当日は激しい運動を避け、ゆっくり行動しましょう。必要に応じて酸素ボンベを準備することをお勧めします。 高原の天候は急変しやすく、昼夜の気温差が非常に大きいです。防寒着、雨具、帽子、サングラス、日焼け止めは必須です。歩きやすい登山靴も用意しましょう。 仙乃日はチベット仏教の聖山です。マニ車や経幡、瑪尼石など信仰の対象となるものには敬意を払い、むやみに触れたり跨いだりしないようにしましょう。 美しい自然環境を守るため、ゴミは必ず持ち帰り、決められた遊歩道以外には立ち入らないでください。動植物を傷つける行為も厳禁です。 観光バスは山道を登ります。乗り物に酔いやすい方は、酔い止め薬を準備しておくと安心です。 また、景区内は広大で移動に時間がかかるため、余裕を持ったスケジュールを組んでください。

仙乃日山の写真

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