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道孚(タウ)建築

概況:
道孚建築、特に「道孚民居(タオフーミンジュー)」として知られる伝統的家屋群は、四川省甘孜チベット族自治州道孚県に広がる、世界的にも稀有な蔵式建築の宝庫です。その建築様式は「崩科(ボンコ)」と呼ばれる井幹式(丸太組)木構造が核心で、巨大な丸太を榫卯(ほぞあな)工法で組み上げ、釘を一本も使わずに頑丈な骨組みを形成します。外観は白壁に赤褐色の窓枠が印象的で、内部は龍や鳳凰、吉祥文様の精緻な彫刻とカラフルな仏教壁画で埋め尽くされ、「康巴第一蔵房(康巴随一の蔵族家屋)」、「民間の故宮」と称されるほどです。1981年の大地震後の復興と発展を経て、防震性と芸術性を高めましたが、1998年の天然林保護政策以降、これほどの大材を用いた新築は不可能となり、「絶版建築」としてその価値が一層高まっています。現在では多くの民家がゲストハウスやカフェとして生まれ変わり、建築芸術を間近で体験できる場所となっています。

見所:
・崩科構造の匠の技:直径1メートル近い丸太を使った骨組みは圧巻です。釘を使わない伝統的工法は、高い防震性能と耐久性を実現しています。
・宮殿を思わせる内部装飾:梁、柱、扉から壁面まで、極彩色の絵画と繊細な木彫りで埋め尽くされた室内は、寺院さながらの壮麗さです。
・「空」で数える広大な空間:家屋の規模は「空(柱4本で囲まれた区画)」で数えられ、数十空に及ぶ広大な邸宅も少なくありません。
・周辺の歴史的建築:道孚県には、清の皇帝が建立した「恵遠寺」や、高さ53メートルの「尊勝白塔」など、民居と合わせて訪れたい宗教建築もあります。
・現代に息づく生活空間:伝統的な外観と構造を保ちつつ、内部を現代的な民宿やカフェに改装した施設が増えており、実際に宿泊して文化を体験できます。

入場料: 無料 (※個人宅や民宿として営業している場所に入る場合、宿泊費や飲食代等は別途かかります)
中国語名:
道孚建筑(dào jiàn zhù)
中国語名の読み方:
ダオ フゥ ジェン ジュウ
英語名:
Daofujianzhu
道孚(タウ)建築の観光時間:
ハイシーズン:7:30〜17:30 (推奨見学時間)
ローシーズン:8:00〜17:00 (推奨見学時間) (※民居群は町並みそのもののため、外観は常時見学可能です。内部見学は各施設の営業時間によります)
道孚(タウ)建築へのアクセス:
住所: 四川省甘孜蔵族自治州道孚県鮮水鎮ほか (県内一帯に分布)
公共交通機関: まず、成都からバスで康定市へ向かいます。その後、康定から道孚県行きの長距離バスに乗り換えます。道孚県城に到着後、民居が密集する区域(鮮水鎮など)は徒歩で散策するのが一般的です。主要な観光ポイント間は、タクシーや地元の車両をチャーターすると便利です。
注意事項:
民居は現在も人々が生活する私有財産です。内部を見学したい場合は、民宿やカフェとして公開されている施設を利用するか、一般家庭の場合は必ず許可を得てからにしましょう。 室内は精巧な彫刻と絵画で飾られています。貴重な文化財を傷つけないよう、触らないようにご注意ください。また、撮影の前にも許可を求めるのがマナーです。 道孚は標高約3000メートルの高原にあります。日差しが強いため、帽子や日焼け止めは必須です。また、朝夕は冷え込むので、防寒着の準備もお忘れなく。 地域の住民はチベット仏教を深く信仰しています。寺院や聖地を訪れる際は、静粛を保ち、敬意をもった行動を心がけましょう。
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