清音閣
概況:
清音閣は、中国四川省峨眉山の牛心嶺のふもと、標高710メートルの地点に位置する古刹です。唐代に慧通禅師によって建立され、当初は牛心寺と呼ばれていましたが、明代の広済禅師が晋の詩人・左思の詩句「何必丝与竹,山水有清音」(どうして管弦楽が必要だろうか、山水こそが清らかな音色である)に因み、「清音閣」と改名しました。黒龍江と白龍江という二つの清流が合流する地点に建ち、そのせせらぎの音が絶えず響くことからこの名が付けられました。寺院そのものは地形の制約からこぢんまりとしていますが、山水と楼閣が見事に調和したその景観は「峨眉山第一風景」と称賛され、水音と双橋が織りなす「双橋清音」は峨眉山十景の一つに数えられる名所です。自然と人工の美が「天人合一」の境地で融合した、中国仏教寺院庭園建築の模範とも言える場所です。
見所:
「双橋清音」:楼閣の中ほどに建つ丹塗りの「接御亭」「中心亭」の両側に架かる二つの石橋が、黒白の二水の上を鳥の翼のように飛び跨いでいる景観です。これが峨眉山十景の一つに数えられます。
牛心石:双飛橋の下、二つの川が合流する地点にある、牛の心臓のような形をした巨大な岩です。黒と白の激流がこの岩にぶつかり、雪のようなしぶきを上げて雷のような轟音を立てます。
清音閣本堂:地形の制限により一つの殿堂のみですが、中央に釈迦牟尼仏、左に文殊菩薩、右に普賢菩薩からなる「華厳三聖」が祀られています。
接王亭:清音閣の前に建つ亭で、清朝の康熙皇帝の命で峨眉山を訪れた海清伍格親王を迎えるために建てられたと伝えられます。
周辺の自然:楼閣の周囲は山水に囲まれ、せせらぎが聞こえ、緑豊かな自然を満喫できます。近くには生態猴区(野生猿観察エリア)もあり、可愛らしい猿たちに出会えるかもしれません。
入場料:
清音閣単独の入場券はありません。見学には峨眉山景区の入山料が必要です。
(参考:峨眉山景区入山料は季節により変動します。詳細は公式情報をご確認ください。)
ローシーズン(11/1 - 3/31):07:00 ~ 17:30
※ 季節や天候により変動する可能性があります。
四川省楽山市峨眉山市峨眉山景区内(五顕崗駐車場近く)
公共交通機関:
峨眉山駅または峨眉駅から、景区観光バスに乗車し、「五顕崗駐車場」で下車します。
五顕崗駐車場から清音閣までは、遊歩道を約30分ほど歩きます。
景区内の観光バス路線は季節や混雑状況により運行が変わることがありますので、現地で最新情報をご確認ください。
清音閣エリアへ入るには峨眉山景区の入山券が必要です。五顕崗駐車場から先には検問があり、そこで購入または提示します。
寺院自体はこぢんまりしているため、見学には15分から30分ほどあれば十分です。しかし、周辺の散策や「双橋清音」でのんびりと山水の音に耳を傾けると、より深く楽しめます。
清音閣周辺には多くの民宿や農家楽(農家レストラン)があります。山の中腹に宿泊して朝の清らかな空気を吸うのもおすすめです。
近くの生態猴区では野生の猿が見られますが、不用意に近づいたり、食べ物を見せたりしないよう注意が必要です。
山の天気は変わりやすいです。歩きやすい靴と、雨具や防寒具などの準備を忘れずに。
清音閣は、中国四川省峨眉山の牛心嶺のふもと、標高710メートルの地点に位置する古刹です。唐代に慧通禅師によって建立され、当初は牛心寺と呼ばれていましたが、明代の広済禅師が晋の詩人・左思の詩句「何必丝与竹,山水有清音」(どうして管弦楽が必要だろうか、山水こそが清らかな音色である)に因み、「清音閣」と改名しました。黒龍江と白龍江という二つの清流が合流する地点に建ち、そのせせらぎの音が絶えず響くことからこの名が付けられました。寺院そのものは地形の制約からこぢんまりとしていますが、山水と楼閣が見事に調和したその景観は「峨眉山第一風景」と称賛され、水音と双橋が織りなす「双橋清音」は峨眉山十景の一つに数えられる名所です。自然と人工の美が「天人合一」の境地で融合した、中国仏教寺院庭園建築の模範とも言える場所です。
見所:
「双橋清音」:楼閣の中ほどに建つ丹塗りの「接御亭」「中心亭」の両側に架かる二つの石橋が、黒白の二水の上を鳥の翼のように飛び跨いでいる景観です。これが峨眉山十景の一つに数えられます。
牛心石:双飛橋の下、二つの川が合流する地点にある、牛の心臓のような形をした巨大な岩です。黒と白の激流がこの岩にぶつかり、雪のようなしぶきを上げて雷のような轟音を立てます。
清音閣本堂:地形の制限により一つの殿堂のみですが、中央に釈迦牟尼仏、左に文殊菩薩、右に普賢菩薩からなる「華厳三聖」が祀られています。
接王亭:清音閣の前に建つ亭で、清朝の康熙皇帝の命で峨眉山を訪れた海清伍格親王を迎えるために建てられたと伝えられます。
周辺の自然:楼閣の周囲は山水に囲まれ、せせらぎが聞こえ、緑豊かな自然を満喫できます。近くには生態猴区(野生猿観察エリア)もあり、可愛らしい猿たちに出会えるかもしれません。
入場料:
清音閣単独の入場券はありません。見学には峨眉山景区の入山料が必要です。
(参考:峨眉山景区入山料は季節により変動します。詳細は公式情報をご確認ください。)
中国語名:
清音阁(qīng yīn gé)清音閣の観光時間:
ハイシーズン(4/1 - 10/31):06:00 ~ 18:00ローシーズン(11/1 - 3/31):07:00 ~ 17:30
※ 季節や天候により変動する可能性があります。
清音閣へのアクセス:
住所:四川省楽山市峨眉山市峨眉山景区内(五顕崗駐車場近く)
公共交通機関:
峨眉山駅または峨眉駅から、景区観光バスに乗車し、「五顕崗駐車場」で下車します。
五顕崗駐車場から清音閣までは、遊歩道を約30分ほど歩きます。
景区内の観光バス路線は季節や混雑状況により運行が変わることがありますので、現地で最新情報をご確認ください。
注意事項:
清音閣エリアへ入るには峨眉山景区の入山券が必要です。五顕崗駐車場から先には検問があり、そこで購入または提示します。
寺院自体はこぢんまりしているため、見学には15分から30分ほどあれば十分です。しかし、周辺の散策や「双橋清音」でのんびりと山水の音に耳を傾けると、より深く楽しめます。
清音閣周辺には多くの民宿や農家楽(農家レストラン)があります。山の中腹に宿泊して朝の清らかな空気を吸うのもおすすめです。
近くの生態猴区では野生の猿が見られますが、不用意に近づいたり、食べ物を見せたりしないよう注意が必要です。
山の天気は変わりやすいです。歩きやすい靴と、雨具や防寒具などの準備を忘れずに。
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