黄龍中寺(仏教寺)
概況:
黄龍中寺(こうりゅうちゅうじ)は、中国四川省アバ・チベット族チャン族自治州松潘県にある黄龍風景名勝区内に位置する、標高約3470メートルの古刹です。明代に建立されたと伝えられ、黄龍溝に並ぶ前寺、中寺、後寺の三つの寺院のうち、唯一現存する建築物が残る貴重な寺です。本来は霊官殿、弥勒殿、天王殿など五つの殿宇からなる広大な伽藍でしたが、現在は観音殿のみが残っており、その面積は最盛期の約10分の1にまで縮小しています。この寺はチベット仏教の一派である古来のボン教(苯波教)に属しており、建築の二層部分にはボン教のシンボルである左旋の「卍」字が描かれているのが特徴です。また、窓は実際には開かない絵として壁に描かれた「絵窓」となっており、古人の創意工夫が感じられます。黄龍の彩池や森林に囲まれた静寂な環境の中にあり、蔵族と漢族の宗教文化が融合した歴史的価値の高い場所となっています。
見所:
現存する観音殿は、単檐歇山式の三層構造で、古風で雄大な外観が目を引きます。内部には精巧な作りで知られる十八羅漢の塑像が安置されており、蔵漢文化の融合を感じさせます。
建築の二層外壁には、ボン教(苯波教)の特徴である左回りの「卍」字紋様が描かれており、この地域の信仰の歴史を物語っています。
寺院は黄龍溝の主要な景観である「争艶池」から約1キロ、「五彩池」に通じる遊歩道の途中に位置しており、散策の良い休憩ポイントとなります。近年修復され、観光客の休憩所として利用できるほか、お茶や記念品も提供されています。
寺の近くには「黄龍中寺距黄龍古寺676米」と刻まれた石碑があり、かつて「黄龍三寺は2.5キロ(5華里)ごとに建てられた」という通説とは異なる、実際の距離を確認することができます。
入場料:黄龍中寺自体への入場に特別な料金はかかりませんが、黄龍風景名勝区への入場料が必要です。景区の入場料は季節によって変動し、ハイシーズン(6月1日~12月15日)は170元、ローシーズン(12月16日~次年5月31日)は60元となっています。また、景区入口から山上まで短時間で移動できる索道(ロープウェイ)を利用する場合は、別途片道上り80元、下り40円の料金がかかります(ローシーズンは運休)。
公共交通機関:
まず、成都の茶店子バスターミナルから松潘県行きの長距離バスを利用します。松潘からは黄龍景区行きのバスに乗り換えるか、タクシーをチャーターします。
または、成都から九寨溝・黄龍空港(九黄空港)へ飛行機で向かい、空港から黄龍景区まで車で移動する方法もあります(約1時間)。
景区内では、メインの遊歩道を「接仙橋」方面から「五彩池」へ向かって歩いていくと、途中で黄龍中寺を見つけることができます。体力に自信のない方は
黄龍中寺(こうりゅうちゅうじ)は、中国四川省アバ・チベット族チャン族自治州松潘県にある黄龍風景名勝区内に位置する、標高約3470メートルの古刹です。明代に建立されたと伝えられ、黄龍溝に並ぶ前寺、中寺、後寺の三つの寺院のうち、唯一現存する建築物が残る貴重な寺です。本来は霊官殿、弥勒殿、天王殿など五つの殿宇からなる広大な伽藍でしたが、現在は観音殿のみが残っており、その面積は最盛期の約10分の1にまで縮小しています。この寺はチベット仏教の一派である古来のボン教(苯波教)に属しており、建築の二層部分にはボン教のシンボルである左旋の「卍」字が描かれているのが特徴です。また、窓は実際には開かない絵として壁に描かれた「絵窓」となっており、古人の創意工夫が感じられます。黄龍の彩池や森林に囲まれた静寂な環境の中にあり、蔵族と漢族の宗教文化が融合した歴史的価値の高い場所となっています。
見所:
現存する観音殿は、単檐歇山式の三層構造で、古風で雄大な外観が目を引きます。内部には精巧な作りで知られる十八羅漢の塑像が安置されており、蔵漢文化の融合を感じさせます。
建築の二層外壁には、ボン教(苯波教)の特徴である左回りの「卍」字紋様が描かれており、この地域の信仰の歴史を物語っています。
寺院は黄龍溝の主要な景観である「争艶池」から約1キロ、「五彩池」に通じる遊歩道の途中に位置しており、散策の良い休憩ポイントとなります。近年修復され、観光客の休憩所として利用できるほか、お茶や記念品も提供されています。
寺の近くには「黄龍中寺距黄龍古寺676米」と刻まれた石碑があり、かつて「黄龍三寺は2.5キロ(5華里)ごとに建てられた」という通説とは異なる、実際の距離を確認することができます。
入場料:黄龍中寺自体への入場に特別な料金はかかりませんが、黄龍風景名勝区への入場料が必要です。景区の入場料は季節によって変動し、ハイシーズン(6月1日~12月15日)は170元、ローシーズン(12月16日~次年5月31日)は60元となっています。また、景区入口から山上まで短時間で移動できる索道(ロープウェイ)を利用する場合は、別途片道上り80元、下り40円の料金がかかります(ローシーズンは運休)。
中国語名:
黄龙中寺(huáng lóng zhōng sì)中国語名の読み方:
ホァン ロン ジョン スー英語名:
Huanglongzhongsi黄龍中寺(仏教寺)の観光時間:
黄龍風景名勝区全体の開放時間に準じます。ハイシーズン、ローシーズンともに、景区の入場は8:00から17:00までとなっています。ただし、寺院自体の開閉門時間はこれとは異なる可能性があり、一般的な寺院では朝7時前後に開門、夕方17時から19時頃に閉門することが多いです。確実な情報は現地でご確認ください。黄龍中寺(仏教寺)へのアクセス:
住所:四川省阿坝藏族羌族自治州松潘县黄龙风景名胜区内(争艳池と五彩池の間)公共交通機関:
まず、成都の茶店子バスターミナルから松潘県行きの長距離バスを利用します。松潘からは黄龍景区行きのバスに乗り換えるか、タクシーをチャーターします。
または、成都から九寨溝・黄龍空港(九黄空港)へ飛行機で向かい、空港から黄龍景区まで車で移動する方法もあります(約1時間)。
景区内では、メインの遊歩道を「接仙橋」方面から「五彩池」へ向かって歩いていくと、途中で黄龍中寺を見つけることができます。体力に自信のない方は
注意事項:
黄龍中寺は標高約3470メートルの高地にあります。到着後は激しい運動を避け、ゆっくりと行動して体を慣らし、水分を十分に補給して高山病の予防に努めましょう。
この寺院はボン教(苯波教)の寺です。チベット仏教の他の宗派とは経筒の回し方など儀礼が異なる場合があります(例えば、経筒は反時計回りに回します)。地元の信仰と習慣を尊重し、静かに参拝・見学してください。
黄龍景区は世界自然遺産に登録されている貴重な自然環境です。ゴミは必ず自分で持ち帰り、植物や地形を傷つけないように心がけましょう。
高原は天候が変わりやすく、昼夜の気温差が大きいです。防寒着、雨具、日焼け止め、サングラスなどを準備し、体温調節に気を付けてください。
寺院内の仏像や文物は大切な文化財です。フラッシュ撮影は控え、触れたりすることのないようお願いします。
黄龍中寺(仏教寺)の写真
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