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充古石棺墓葬群

概況:
充古石棺墓葬群は、四川省甘孜チベット族自治州炉霍県のカサ湖(卡萨湖)以北に位置する、中国最大規模の古代石棺墓群です。1984年にカサ湖水力発電所の建設工事中に発見され、その後の発掘調査で275基の石棺墓と千点を超える文物が出土しました。この墓群は春秋戦国時代(約3000年前)に遡り、草原地帯で遊牧生活を営んでいた原始氏族社会の共同墓地であったと考えられています。出土品には銅器、石器、骨器のほか、玉石や瑪瑙などの装飾品、毛織物や麻織物など多岐にわたり、カサ湖畔で2000年以上にわたって人類が繁栄してきた歴史を物語る貴重な遺跡です。炉霍県は古代民族の移動経路上にあり、「石棺の王国」とも称されるほど石棺文化の遺存が豊富で、学術的にも極めて重要な価値を持っています。

見所:
最大の見所は、275基もの石棺墓が発掘されたその圧倒的なスケールです。中国国内で発見されたものとしては最大の古石棺墓葬群であり、広大な範囲にわたって古代の墓域が広がる様子は壮観です。
出土した数多くの文物は、当時の人々の生活や技術水準、芸術性を知る手がかりとなります。特に「魚尾形戈」という青銅器は国家一級文物に指定されるなど、高い歴史的・芸術的価値を持っています。
この地域の石棺墓は、歴史的な継続性が長く(西周から現代まで)、埋葬形式も多様(坑葬、崖葬、坐葬など)であることが特徴で、岷江上流域と雲南・チベット地域の両方の石棺文化の特徴を併せ持つ貴重な例となっています。
遺跡は美しいカサ湖のほとりに位置しており、雄大な高原の風景と古代の歴史を同時に感じられる点も魅力です。

入場料:
無料で見学できます。
中国語名:
充古石棺墓葬群(chōng gǔ shí guān mù zàng qún)
中国語名の読み方:
チョン グゥ シー グァン ムゥ ザン チュン
英語名:
Chonggushiguanmuzangqun
充古石棺墓葬群の観光時間:
終日開放されています。ただし、現地は野外遺跡であるため、事実上日の出から日没までが見学に適した時間帯となります。安全管理の観点から、夜間の立ち入りは避けるべきです。
充古石棺墓葬群へのアクセス:
住所: 四川省甘孜チベット族自治州炉霍県カサ湖(卡萨湖)以北

公共交通機関: 公共交通機関での直接アクセスはやや不便です。まず、成都から炉霍県行きの長距離バスを利用します。炉霍県城に到着後、カサ湖方面行きのローカルバスやタクシーを利用する必要があります。遺跡への最終アクセスについては、現地で情報を確認するか、車両をチャーターする方法が確実です。
注意事項:
遺跡は標高の高い高原地域に位置しています。体調管理に留意し、高山病の症状が出た場合は無理をせず、ゆっくり行動するように心がけましょう。 貴重な文化財保護区域です。石棺や遺構に触れたり、立ち入り禁止区域に入ったりしないよう、マナーを守って見学してください。 現地の気候は変わりやすく、昼夜の寒暖差が大きいです。防寒着、雨具、日焼け止め、帽子などの準備を忘れずに。 ゴミは必ずお持ち帰りいただき、美しい自然環境を守ることにご協力ください。 遺跡周辺は牧草地など地元住民の生活の場でもあります。私有地に無断で立ち入らないよう注意しましょう。
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