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サイラム湖(賽里木湖)

概況:
サイラム湖(賽里木湖)は、新疆ウイグル自治区ボルタラ蒙古自治州博楽市に位置する、天山山脈に抱かれた高山湖です。湖面標高は約2073メートル、東西約30キロメートル、南北約25キロメートル、面積は約458平方キロメートルに及び、新疆で最も標高が高く、面積が大きい高山湖として知られています。その湖水は非常に透明度が高く、最大で12メートル先まで見通せるほど澄み切っており、エメラルドグリーンから深いブルーまで、光の加減で刻一刻と色を変える神秘的な美しさを持っています。
「大西洋の最後の一滴の涙」というロマンチックな別名は、大西洋からの湿った気流が遠路はるばるやって来て、天山山脈に遮られることでこの地に降水をもたらし、それが湖を形成していることに由来します。約7000万年前の地殻変動によって形成された断層湖で、周囲には湿地、草原、森林、そして氷河が広がる豊かな生態系を持ちます。かつては魚類が生息しない湖でしたが、1990年代後半から冷水魚の移植が成功し、今では高白鮭などの養殖も行われています。
歴史的には「浄海」「天池」などとも呼ばれ、清代には湖の東岸に設けられた「三台」という軍台に因んで「三台海子」の名でも親しまれてきました。シルクロード北道に沿った要地でもあり、周辺には古代の岩画や古墓群などの遺跡も残されています。

見所:
湖水の色と雪山のコントラストが特に美しい「月亮湾」。その名の通り、三日月形の美しい湾です。
「親水灘」には「西域浄海、賽里木湖」と刻まれた風帆石があり、湖岸に近づいて水に触れることができるスポットです。
チンギス・ハンが20万の大軍を閲兵したという伝説が残る「点将台」。頂上のオボ(積石塚)からは湖を一望できます。
「克勒涌珠」は、湖岸から清らかな泉が湧き出ているエリアで、冬でも凍結しない貴重な場所です。多くの白鳥が集まることでも知られます。
「松樹頭」の遊歩道を登り切ると、サイラム湖の全景と、果てしなく続く山々のパノラマが広がります。
湖の中央に浮かぶ「湖心島」には、かつて文人が詩を吟じたという「吟詩亭」が建てられています。

入場料:
景区の入場料は季節やパッケージにより異なります。最新の情報によると、全国の観光客を対象にした入場料半額キャンペーンが実施されている場合があり、その場合は35元/人となります。通常のハイシーズン(4月16日~10月31日)の一日観光用の「入場料+区间バス券」セットは145元前後、ローシーズン(11月1日~翌年4月15日)は72.5元前後が目安です。二日間有効のチケットも50元/人などで用意されています。65歳以上のお年寄りや一定条件の児童、軍人などは無料となる場合があります。詳細は訪問前に公式情報でご確認ください。
中国語名:
赛里木湖(sài lǐ mù hú)
サイラム湖(賽里木湖)の観光時間:
ハイシーズン(4月~10月頃):8:00 ~ 21:00(最終入場20:00頃)
ローシーズン(11月~3月頃):10:00 ~ 20:00(最終入場19:00頃)
※季節や運営状況により変動する可能性がありますので、ご訪問前の確認をお勧めします。
サイラム湖(賽里木湖)へのアクセス:
住所:
新疆ウイグル自治区ボルタラ蒙古自治州博楽市達勒特鎮、312国道沿い。
公共交通機関:
博楽市の博楽駅前広場から、サイラム湖景区行きの直通観光バス(旅游専線)が運行されています。出発時間など詳細は事前に景区の問い合わせ先(0909-7659990 など)で確認が必要です。また、伊寧市やウルムチなど主要都市からの長距離バスやツアーを利用する方法もあります。
注意事項:
景区内では指定された場所以外でのキャンプや火気の使用は禁止されています。キャンプを計画される場合は、事前に景区が指定する期間と場所を確認し、予約が必要です。
標高が約2000メートルと高いため、日差しが強く、気温の変化も激しいです。日焼け止め、サングラス、帽子の準備と、体温調節のしやすい服装をお勧めします。
夏季は観光シーズンであり、特に週末は混雑が予想されます。自家用車で入場する場合は、景区が実施する事前予約制に従ってください。
湖水は微塩湖(ミネラル分を含む)であり、飲用には適していません。また、生態保護のため、湖の水や周辺の自然環境を大切にしましょう。
現地のモンゴル族やカザフ族の牧畜文化を尊重し、牧場や家畜にむやみに近づいたり、妨げたりしないようご配慮ください。

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