紅其拉甫

概況:
紅其拉甫口岸(紅旗拉普)は、中華人民共和国新疆ウイグル自治区カシュガル(喀什)地区タシュクルガン・タジク自治県(塔什库尔干塔吉克自治县)に位置する、中国とパキスタンとの間で唯一の陸路国境口岸です。標高4733メートルに位置し、世界で最も高い場所にある国境検問所として知られています。古くはシルクロードの重要な関所であり、張騫や玄奘三蔵もこの地を通ったと伝えられています。1982年に中巴両国国民向けに開放され、1986年からは第三国国民にも開放されました。かつては厳しい気候条件のため季節的な開港でしたが、2024年12月1日からは通年開放に移行しました。パミール高原の壮大な自然に囲まれたこの地は、単なる国境の関門を超え、歴史的意義と国家的象徴に満ちた、訪れる者の心を打つ場所です。

見所:
世界最高海拔の国門そのものが最大の見所です。雄大な雪山を背景に聳える「中華人民共和国」の文字が刻まれた門は、圧倒的な存在感を放っています。
国門のそばには中国側の第7(2)号境界標が設置されており、ここに立つことで「左手が中国、右手がパキスタン」という特別な体験ができます。記念撮影の定番スポットです。
国門へと続く道そのものが絶景の連続です。カラクリ湖(卡拉库里湖)や「氷山の父」と呼ばれるムスタグアタ峰(慕士塔格峰)を車窓から望むことができ、パミール高原の雄大な景観を満喫できます。
国門周辺のパミール高原そのものが、息をのむような自然景観です。季節によって表情を変える雪山や草原、透き通った青空は、まさに「世界の屋根」と呼ぶにふさわしい光景を提供してくれます。
国門から約130キロメートル離れたタシュクルガン県城には、シルクロードの歴史を伝える石頭城や公主堡などの史跡があり、紅其拉甫訪問と合わせて巡ることで、この地域の歴史的深みをより感じることができます。

入場料:公開情報によると、紅其拉甫国門景区の入場料金は34元または35元とされています。また、駐車場から国門までは約7キロメートルあり、区間バス(シャトルバス)を利用する場合は別途5.5元の料金がかかります。
中国語名:
红其拉甫(hóng qí lā fǔ)
紅其拉甫の観光時間:
景区の公開時間は、情報源により10:30から19:00までとされています。ただし、これはあくまで観光客が訪問できる時間帯の目安です。国境口岸としての業務時間や、悪天候(大雪、強風など)による臨時閉鎖の可能性もありますので、訪問前には最新情報を確認することを強くお勧めします。
紅其拉甫へのアクセス:
住所:
新疆ウイグル自治区カシュガル地区タシュクルガン・タジク自治県内、中巴友誼公路(国道314号線)沿い。
公共交通機関:
紅其拉甫口岸へ向かう直通の定期公共交通機関(路線バスなど)はありません。一般的なアクセス方法は、カシュガル市またはタシュクルガン県城からレンタカーやタクシーをチャーターすることです。タシュクルガン県城からは約130キロメートル、車で2.5時間から3時間ほどの道のりです。カシュガルから直接向かう場合は、さらに長い時間がかかります。旅行会社が主催するパミール高原観光ツアーに参加す
注意事項:
紅其拉甫は標高約5000メートルに位置する「生命禁區」とも呼ばれるエリアです。酸素濃度が平地の半分以下であるため、高山病のリスクがあります。到着後は激しい運動を避け、体調の変化に注意し、必要に応じて酸素ボンベを準備しましょう。
国境地域であるため、中国人観光客を含むすべての訪問者は、事前にカシュガル市などの指定された場所で「辺境管理区通行証」(边防証)を取得する必要があります。パスポートだけでは入れませんので、必ず手配してください。
高原は昼夜の寒暖差が激しく、夏でも突然の吹雪や強風に見舞われることがあります。防寒性の高い服装(ダウンジャケットなど)、帽子、手袋は必須です。また、紫外線が非常に強いため、日焼け止めとサングラスも欠かせません。
国門及びその周辺は厳重な管理区域です。許可なく境界線を越えたり、立入禁止区域に入ったりすることは絶対にしないでください。また、国家安全上の理由から、ドローン(無人航空機)の飛行は全面的に禁止されています。
景区内の施設や自然環境を大切にしましょう。ゴミは必ず持ち帰り、境界標やその他の施設に落書きや損傷を与える行為は法律で厳しく罰せられます。

紅其拉甫の写真

紅其拉甫についてのお問い合わせ
紅其拉甫についてのご質問をどうぞ、24時間以内返信します、見積もりは何回も無料!
についてのお問い合わせ