クチャ大寺

概況:
クチャ大寺(庫車大寺)は、新疆ウイグル自治区クチャ市(庫車市)の旧市街、黒墩巴扎(克戈墩)と呼ばれる高台に建つ歴史あるモスクです。新疆ではカシュガルのエティカル・モスクに次ぐ規模を誇る第二の大清真寺として知られています。その歴史は古く、イスラム教がこの地に伝わった後の15世紀頃に創建されたと伝えられ、その後、17世紀に木造構造に改修されましたが、1923年に火災で焼失しました。現在の壮麗な姿は、1923年に地元のアホン(アリム・ハジ)によって再建が始められ、1931年に竣工したものです。建築様式はアラビア様式を基調としながらも、中国の民族的な特色が融合しており、高さ18.3メートルの青磚(青レンガ)で築かれた威風堂々とした門楼とミナレット(尖塔)が印象的です。敷地面積は広大で、礼拝大殿や宗教法廷跡などが残り、2013年には国の重要文化財(全国重点文物保護単位)に指定されました。

見所:
高さ18.3メートルの壮大な門楼とミナレット。青磚で精巧に積み上げられ、イスラム様式の幾何学模様が施された外観は圧巻です。
約1500平方メートルもの広さを持つ礼拝大殿です。64本の六角形の大柱が102枚の格天井を支え、3000人を収容できる空間は壮麗そのものです。
寺院の東南角に残る、新疆で唯一現存状態の良いイスラム教法廷の遺構です。政教合一時代の歴史を今に伝える貴重な場所です。
門楼内部の螺旋階段を上ると(開放状況による)、モスクの全景や旧市街の眺望を楽しめるかもしれません。
礼拝大殿の柱や天井に施された色鮮やかな彩雕絵画や、窓のステンドグラスなど、細部に込められた職人の技と意匠も見逃せません。

入場料:大人15元です。学生やシニアには割引制度があります。
中国語名:
库车大清真寺(kù chē dà qīng zhēn sì)
クチャ大寺の観光時間:
ハイシーズン:10:30〜18:30
ローシーズン:10:30〜18:30
※ラマダーン明けの祭日(肉孜節)や犠牲祭(古爾邦節)など、重要なイスラムの祝日には観光客への開放が終日休止となる場合がありますので、ご注意ください。
クチャ大寺へのアクセス:
住所:
新疆ウイグル自治区阿克蘇地区庫車市帕哈塔巴扎路(熱斯坦街道付近)。
公共交通機関:
クチャ市の中心部(新城)から約4キロメートルです。タクシーを利用するのが便利です。
市内からは路線バス(28路など)も運行されているようです。詳細は現地の交通案内でご確認ください。
注意事項:
あくまで現役の礼拝所です。内部を見学する際は、静粛を保ち、信者の方々の宗教行為を邪魔しないよう最大限の敬意を払いましょう。
服装は肌の露出が少ない、控えめなものを心がけてください。女性はスカーフを持参するとなお良いでしょう。
礼拝時間中(一日に五回)は、観光客の立ち入りが制限される場合があります。混雑を避けたい場合は、時間帯を調整することをおすすめします。
建物内部や貴重な遺構の撮影については、現地の指示に従ってください。
フラッシュの使用は禁止されていることがほとんどです。
新疆は日差しが強い地域です。特に夏季は帽子、サングラス、日焼け止めなどの暑さ対策を忘れずに。

クチャ大寺の写真

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