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アスターナ古墳群

概況:
アスターナ古墳群(阿斯塔那古墓群)は、新疆ウイグル自治区トルファン(吐魯番)市の東南約40キロ、高昌故城の北に位置する、3世紀から8世紀にかけての古代高昌王国および唐代西州時代の官民の公共墓地です。カラ・ホージャ(哈拉和卓)古墳群と合わせて呼ばれることもあり、総面積は約10平方キロメートルに及び、現存する墓は500基以上にのぼります。この地の極度に乾燥した気候が幸いし、墓内の多くの文物や遺体が驚くほど良好な状態で保存されており、「高昌の歴史の生きたアーカイブ」「トルファンの地下博物館」と称されるほど、学術的価値の高い遺跡です。1988年には全国重点文物保護単位に指定されました。墓からは膨大な数の古文書(「トルファン文書」)、美しい絹織物、様々な副葬品とともに、自然にミイラ化した多数の干屍(自然乾燥死体)が発見されており、当時の社会構造、生活文化、さらには各民族(漢族、車師、匈奴、突厥、昭武九姓など)の交流と融合の歴史を今に伝える貴重な場所となっています。

見所:
極めて乾燥した気候により自然に形成された数多くの「干屍」です。睫毛まではっきり確認できるものもあり、その保存状態の良さはエジプトのミイラにも匹敵すると言われています。
特に有名なのは、多くの夫妻合葬墓から出土した「伏羲女娲図」です。これは絹や麻布に描かれた、人身蛇尾の中国古代の神々の画像で、当時の人々の死生観や宇宙観を表す貴重な文物です。
墓内からは、日常生活を記した契約書や手紙から官庁の記録に至るまで、多岐にわたる内容の古文書が大量に出土しており、歴史研究において極めて重要な資料となっています。
墓の構造は「甲」の字のような形をした「斜坡墓道洞室墓」が主流で、長い墓道の先に墓室があります。内部には当時の生活を模した副葬品や壁画が残る場合があり、古代の埋葬文化を窺い知ることができます。
一つの墓域が一つの家族を表しており、当時の人々が家族単位で区画を分けて埋葬していた様子がうかがえます。漢人を主体としつつも多民族が共に葬られていることから、高昌王国が多民族共生社会であったことを示しています。
入場料:30元前後(情報源により20元から40元まで幅があります。最新情報は現地でご確認ください)。
中国語名:
阿斯塔那古墓(ā sī tǎ nà gǔ mù)
アスターナ古墳群の観光時間:
ハイシーズン(4月~10月頃):8:00〜19:00
ローシーズン(11月~3月頃):10:00〜18:30
※情報源により開園時間にばらつきがありますので、訪問前の確認をお勧めします。
アスターナ古墳群へのアクセス:
住所:
新疆ウイグル自治区トルファン市三堡郷(三堡乡)向北(高昌故城の北約2キロ)。
公共交通機関:
トルファン市の客運站(バスターミナル)から鄯善(シャンシャン)行きのバスに乗り、「勝金口」で下車します。そこから現地の三輪タクシー(摩托車)を利用して遺跡へ向かいます(トルファン~勝金口:約5元/人、勝金口~アスターナ:約2元/人)。
または、客運站から三堡郷政府行きのバスに乗り、「アスターナ古墓群」入口で下車する方法もあります(トルファン~三堡:約5元/人)。
より便利な方法としては、トルファ
注意事項:
墓室内は文化財保護のため、写真撮影やビデオ撮影が禁止されている場合があります。カメラやビデオカメラは車内に置くか、チケット売り場に預けることをお勧めします。
貴重な壁画や遺構を傷つけないよう、絶対に触らないでください。
観光客が立ち入ることができるのは、公開されている区域のみです。安全のため、未公開区域には絶対に入らないでください。
トルファンは非常に乾燥しており、日差しが強い地域です。帽子、サングラス、日焼け止めを必ず用意し、十分な水分を補給しながら見学してください。
墓所は静かに参拝・見学する場所です。大声を出したり、走り回ったりすることのないよう、マナーを守りましょう。

アスターナ古墳群の写真

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