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納帕海自然保護区

概況:
納帕海自然保護区は、中国雲南省ディチベン・チベット族自治州シャングリラ市の北西約8キロメートルに位置する、標高約3,266メートルの高原に広がる国際的に重要な湿地です。1984年に省級自然保護区に指定され、2004年には「国際重要湿地」に登録されました。その最大の特徴は、季節によって姿を劇的に変えることです。夏から秋にかけての雨季には、周囲の山々から流れ込む雪解け水や雨水によって湖面が大きく広がり、冬から春にかけての乾季には水が引いて広大な草原(イラ草原)へと変貌します。この独特の生態系は、特に国宝・国家一級保護動物である黒頸鶴をはじめ、多くの渡り鳥にとって貴重な越冬地となっており、生物多様性の宝庫として重要な役割を果たしています。また、チベット語で「森林の背後の湖」を意味するその名の通り、背後にそびえる石卡、葉卡、辛雅拉の雪山と、湖や草原、散在する家畜の群れが、シャングリラを代表する息をのむような風景を織り成しています。

見所:
季節ごとに変わる絶景:雨季(6-10月頃)は湖面が広がり、山々の青々とした緑と空の青が湖面に映り込みます。乾季(11-5月頃)は金色の大草原となり、遠くに雪を冠した雪山を望む、雄大な景色が広がります。
黒頸鶴をはじめとする野鳥の楽園:特に冬場(9月~翌年3月)は、世界的に貴重な黒頸鶴をはじめ、多くの渡り鳥が飛来します。湖辺や草原で優雅に佇む姿を観察できる、バードウォッチングの絶好の機会です。
環湖路からの眺め:保護区の周囲を巡る約40キロメートルの環湖路は、車や自転車、あるいは徒歩で移動しながら、湖と草原、雪山のパノラマを存分に楽しめるルートです。季節によっては道路が水没する「水上道路」となることもあります。
チベット文化との調和:草原にはチベット族の村が点在し、のんびりと草を食むヤクや馬、羊の群れが牧歌的な光景を作り出しています。保護区入口にある八弁蓮華の白塔も見逃せません。

入場料:
保護区エリアへの入場自体は無料です。
ただし、地元の牧民が運営する乗馬体験などのアクティビティを利用する場合は別途料金がかかります。
中国語名:
纳帕海自然保护区(nà pà hǎi zì rán bǎo hù qū)
納帕海自然保護区の観光時間:
保護区エリアは基本的に24時間、景観を眺めることができます。
ただし、管理上の理由や野生動物保護の観点から、立ち入りが制限される区域や時間帯があります。また、アクティビティの受付時間は限られている場合が多いです。安全のため、日没後の単独行動は避け、明るい時間帯に訪問されることをお勧めします。
納帕海自然保護区へのアクセス:
住所:
中華人民共和国 雲南省 ディチベン・チベット族自治州 シャングリラ市 建塘鎮
公共交通機関:
シャングリラ市内(独克宗古城周辺など)から、12路環湖バスを利用できます。このバスは納帕海を周回するルートで、車窓から景色を楽しめます。
市内からタクシーやレンタカーを利用する方法もあります。目的地を「納帕海」または「環湖公路」と設定すると便利です。
自転車での周遊も人気です。市内の宿泊施設やレンタルショップで自転車を借り、自分のペースで環湖路を巡ることができます。ただし、距離が長く、坂道もある
注意事項:
納帕海は厳格に管理された自然保護区かつ国際重要湿地です。観光客が自由に立ち入れる区域は限られており、草原や湿地内への無断立ち入り、車両の乗り入れ、ゴミの投棄、野生動物への餌付けや驚かす行為は固く禁じられています。特に核心区域への立ち入りは禁止されています。
貴重な生態系を守るため、決められた遊歩道や道路以外には入らないようにしましょう。すべての動植物の採集は禁止されています。
標高が約3,266メートルと高いため、初日は激しい運動を避け、ゆっくりと行動して高山病(頭痛、めまい、息切れなど)の症状が出ないように注意しましょう。水分を多めに取り、体調管理を心がけてください。
高原の天候は変わりやすく、日差しが強い反面、急に気温が下がったり風が強くなったりします。防寒着(フリースや薄手のダウンジャケット)、帽子、サングラス、日焼け止めは必須です。雨具も常備しておくと安心です。
地元のチベット族の文化と生活習慣を尊重しましょう。私有地に無断で侵入したり、家畜を驚かせたりしないようご注意ください。
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