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石鼓鎮

概況:
石鼓鎮は、中国雲南省麗江市玉龍ナシ族自治県に位置する、金沙江(長江上流)のほとりに佇む歴史ある町です。その名は、明代の嘉靖年間(1561年頃)に、この地を治めていたナシ族の木氏土司が、吐蕃(チベット)の侵入を撃退した記念として建立した漢白玉の鼓形石碑「石鼓碣」に由来します。この町は、古くから「茶馬古道」の重要な宿駅として栄え、また「滇藏交通の要衝」として軍事・交通の要地でもありました。三国時代の諸葛亮が「五月渡瀘」した地、元のフビライが「革囊渡江」した地としても知られ、1936年には中国工農紅軍第二方面軍がここから金沙江を渡り北上したという、歴史的に重要な舞台となっています。
石鼓鎮の最大の見どころは、何と言っても「万里長江第一湾(長江第一湾)」です。世界の屋根・青藏高原から南へと流れてきた金沙江は、この石鼓鎮と香格里拉市沙松碧村の間で、突然100度以上の急カーブを描き、東北方向へと向きを変えます。これにより形成される巨大な「V」字形の湾曲は、「江流到此成逆転、奔入中原壮大観(江の流れここに至りて逆転し、中原へ奔りて壮大な景観となる)」と詠われる天下の奇観です。この湾曲がなければ、金沙江はそのまま南流して瀾滄江に合流していたかもしれず、現在の長江は存在しなかったとも言われる、地理的に極めて重要な地点です。周囲には「五龍搶宝(五頭の龍が宝を奪い合う)」と形容される山々が連なり、春には菜の花や桃の花が咲き乱れ、秋には黄金色の稲穂が揺れる景観から、「高原の小江南(小さな江南)」とも称される美しい田園風景が広がっています。

見所:
万里長江第一湾:青藏高原から流れ来る金沙江が100度以上も方向を変える、地球規模で見ても稀有な大湾曲です。その景観は、町の背後にある高台(鳳凰山)からが最も展望に優れています。
石鼓碑(石鼓碣):町の名前の由来となった、明代に建立された漢白玉の鼓形の石碑です。側面には裂け目があり、世の中が乱れると自ら割れ、平和になると元に戻ると言い伝えられています。
紅軍長征渡江紀念碑と記念館:1936年、賀龍将軍率いる紅軍第二方面軍がここから金沙江を渡った歴史を伝える、高さ8.1メートルの記念碑と資料館です。省の重要文化財保護単位および愛国主義教育基地に指定されています。
鉄虹橋:清代の光緒13年(1887年)に架けられた、沖江河にかかる17メートルの鉄鎖橋です。長虹が水に臥すような姿からこの名が付き、周善甫らによる名対聯でも知られます。
石鼓鎮の町並みと市場:茶馬古道の宿場町として発展した石鼓の町並みは、石畳の道と古い家屋が風情を残しています。三日に一度開かれる市場(街子)は、地元の生活の息吹を感じられる場所です。

入場料:無料
中国語名:
石鼓镇(shí gǔ zhèn)
石鼓鎮の観光時間:
ハイシーズン:終日開放
ローシーズン:終日開放
(注:主要な展望スポットや町自体は24時間アクセス可能ですが、紅軍記念館などの施設には独自の開館時間がある場合があります。)
石鼓鎮へのアクセス:
住所:雲南省麗江市玉龍ナシ族自治県石鼓鎮
公共交通機関:
麗江市街からは、麗江客運站(長距離バスターミナル)で石鼓鎮行きの県内バスに乗車します。料金は約15元で、所要時間は約2時間です。
より便利な方法として、麗江市内の主要ホテルや観光案内所から出ている、虎跳峡と組み合わせた観光専用バス(ツアーバス)を利用する選択肢もあります。
自家用車やタクシーを利用する場合は、麗江古城から約50キロメートル、1時間半ほどの道のりです。
注意事項:
長江第一湾を一望するには、石鼓鎮の背後にある鳳凰山の高台(紅軍記念碑付近)が最もおすすめです。ここからはV字型の大湾曲を全景で眺めることができます。
高原地域ですので、日差しが非常に強く、天候も変わりやすいです。日焼け止め、帽子、サングラスは必須です。また、急な雨や気温の変化に備え、防寒・防雨の準備もお忘れなく。
町並みや展望台への道は石段や坂道が多いため、歩きやすい靴を履いていくことをお勧めします。
地元の市場や商店では、ナシ族などの少数民族が作る伝統的な工芸品や農産物を購入できます。値段交渉が可能な場合もありますが、丁寧な態度で接しましょう。
歴史的建造物(石鼓碑、鉄虹橋など)や記念碑は大切な文化財です。傷つけたり、落書きをしたりすることのないよう、マナーを守って見学してください。

石鼓鎮の写真

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