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白茫雪山

概況:
白茫雪山(白馬雪山)は、中国雲南省ディチン・チベット族自治州徳欽県と維西県にまたがる、横断山脈中段に位置する雄大な山岳地帯です。主峰の扎拉雀尼峰は標高5640メートルに達し、頂上は万年雪に覆われています。総面積約28万ヘクタールという広大な範囲が国家級自然保護区に指定されており、「三江併流」世界自然遺産の核心地帯に位置します。その最大の特徴は、わずか水平距離40キロメートル足らずの間に、亜熱帯から高山氷雪帯まで、7〜16もの植生垂直分布帯が連続する壮大な景観です。これは中国を南から北へ数千キロ移動したのと同等の植生変化を体感できることを意味し、「寒温帯高山動植物王国」と称されるほど、希少な動植物の宝庫となっています。特に、国家一級保護動物である滇金糸猿(シンチンゴールデンモンキー)の最大の生息地として知られ、その個体数は保護活動により着実に回復しています。国道214号線(滇蔵公路)が保護区を横断しており、車窓からその雄大な自然を眺望できるアクセスの良さも魅力です。

見所:
国道214号線沿いの「説拉拉卡峠(4292メートル)」や「白馬雪山峠」からの眺望は絶景です。特に秋(10月下旬〜11月上旬)は、黄葉したカラマツと緑のトウヒが交錯し、遠くに連なる雪山とのコントラストが息をのむ美しさです。
保護区は「寒温帯高山動植物王国」と呼ばれ、滇金糸猿をはじめ、ユンナンキンシコウ、ユキヒョウ、ウンピョウなど多くの絶滅危惧種が生息しています。運が良ければ、遠くにその姿を見られるかもしれません。
春から夏にかけて(5月〜7月頃)、保護区内では高山ツツジが一面に咲き誇り、雪解け水と共に彩り豊かな風景を作り出します。
国道を走るだけで、乾燥した河谷から針広混交林、亜高山性暗針葉林、高山灌木帯、そして万年雪の山頂まで、地球の縮図のような植生の垂直変化を目の当たりにできます。
保護区は神聖な山として地元チベット族から崇敬を集めており、峠には経文が刻まれたマニ石が積まれたマニ堆や、風に翻るタルチョ(経旗)を見ることができ、自然と信仰が調和した風景を感じられます。

入場料:
入場料は無料です。
中国語名:
白茫雪山(白马雪山)(bái máng xuě shān bái mǎ xuě shān)
白茫雪山の観光時間:
ハイシーズン(5月〜10月)は道路状況が安定しており、ほぼ終日通行可能です。
ローシーズン、特に12月から翌年4月にかけては大雪による封山(道路閉鎖)が発生する可能性が高く、通行不能となる期間があります。保護区の奥地への立ち入りは管理事務所の許可が必要です。
白茫雪山へのアクセス:
住所:
雲南省ディチン・チベット族自治州徳欽県214国道沿い(白馬雪山国家級自然保護区内)。
公共交通機関:
公共交通機関での直接アクセスは非常に限られます。一般的な方法は、まず香格里拉(シャングリラ)市のバスターミナルから徳欽県行きの長距離バスに乗車します(1日数本)。このバスは国道214号線を走行し、白馬雪山の峠付近を通過しますが、観光客が自由に降りて観光できる場所は限られます。
最も一般的で便利な方法は、香格里拉または徳欽からレンタカー、タクシーチャーター、または現地ツアーに参加することです
注意事項:
白馬雪山峠の標高は約4290メートルと非常に高く、高山病のリスクがあります。行動はゆっくりとし、必要に応じて酸素ボトルを準備し、体調が優れない場合は無理をしないようにしましょう。
気候が非常に変わりやすく、一日の中でも気温の変化が激しいです。防寒着、防風ジャケット、帽子、手袋は必須です。また、標高が高いため紫外線が強烈なので、日焼け止めとサングラスの準備もお忘れなく。
ローシーズン(特に冬季)は、突如の大雪により国道が閉鎖されることが頻繁にあります。旅行前には最新の道路情報を必ず確認し、四輪駆動車やチェーンなどの装備を検討しましょう。
ここは国立自然保護区であり、滇金糸猿をはじめとする貴重な動植物の棲家です。ゴミは必ず持ち帰り、動植物を傷つけたり、許可なく保護区の奥地に立ち入ったりしないよう、マナーを守りましょう。
国道は山岳地帯を縫うように走る曲がりくねった道です。ドライブの際は、景色に気を取られすぎず、安全運転を心がけてください。路肩の状況が悪い箇所もあるので、停車する際は広く安全な場所を選びましょう。

白茫雪山の写真

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