阿育王寺

概況:
阿育王寺は、浙江省寧波市鄞州区にある、西晋の太康三年(西暦282年)に創建された、1700年以上の歴史を誇る古刹です。中国禅宗の「五山」の第五位に数えられ、「東南仏国」と称される由緒ある寺院で、国内で現存する唯一、古代インドのアショカ王(阿育王)の名を冠した寺院としても知られています。その最大の特徴は、仏教の至宝である釈迦牟尼の真身舎利(仏舎利)を納めた舎利宝塔を所蔵していることで、国内外にその名を轟かせています。唐代には、日本への渡航を目指した鑑真和尚が滞在したことでも有名で、古代の「海のシルクロード」における日中文化交流の重要な拠点としても重要な役割を果たしました。境内は太白山の麓に広がり、山の傾斜に沿って配置された600余りの堂宇が壮観な景観を形成しています。

見所:
寺院の核心であり、金色に輝く瑠璃瓦が美しい「舎利殿」は必見です。内部には精巧な七宝装飾の塔があり、仏舎利が奉安されています。
清の康熙年間に再建された「大雄宝殿」には、乾隆帝直筆の「覚行倶円」の扁額が掲げられています。
山門をくぐるとまず目に入る広々とした「放生池」は、静寂な気配に包まれています。
境内には、浙江省に現存する数少ない元時代の塔である「東塔」と「西塔」(元塔)があり、貴重な歴史的建造物です。
日本からの留学僧、栄西や道元も参拝したと伝えられ、歴史的交流を感じさせる空間が広がっています。

入場料:無料
中国語名:
阿育王寺(ā yù wáng sì)
中国語名の読み方:
アー ユィ ワン スー
英語名:
Ayuwangsi
阿育王寺の観光時間:
ハイシーズン(4月~10月):6:00〜17:00
ローシーズン(11月~3月):6:30〜16:30
阿育王寺へのアクセス:
住所:浙江省寧波市鄞州区五郷鎮宝幢太白山麓華頂峰下(五郷東路1999号)
公共交通機関:
寧波市街地からは、地鉄1号線「宝幢駅」で下車し、B出口から徒歩約15分、または駅前から微53路バスに乗車し「育王站」で下車します。
その他、162路、558路、556路、759-1路、759-2路、758路、362路などのバスを利用し、「育王站」で下車すればアクセス可能です。
注意事項:
境内は静粛な宗教施設です。参拝や見学の際は、大声での会話や携帯電話の使用は控え、他の参拝者の迷惑にならないよう心がけましょう。 仏像や建築物の内部、特に舎利殿などでは、基本的に写真撮影は禁止されている場合があります。掲示板の指示に従ってください。 服装は過度に肌を露出するようなラフな格好は避け、寺院への敬意を表した装いが望ましいです。 夏季は蚊が多い場合がありますので、虫除け対策や長袖・長ズボンの着用をお勧めします。 寺院によっては、修行僧の生活区域など、一般参拝者が立ち入りできない場所があります。標識に従い、私有地には無断で入らないようにしましょう。
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