中国国際航空股分有限公司の略称は“国航”、英語は“Air China Limited”、略称“Air China”です。前身は中国国際航空公司は1988年に設立されました。国務院で可決承認された「民間航空システム改革制度」（民航体制改革方案）に従って2002年10月に中国国際航空公司は中国航空総公司、中国西南航空公司の2社は連合して中国航空集団公司に設立されて、3社の航空会社の資源を結集した中国航空集団の主力航空輸送会社、中国国際航空が新たに株式会社として誕生し。

2004年9月30日、国務院国有資産監督管理委員会の許可に従って北京を本拠として正式開業に至りました。航空輸送サービスを開始した中国航空集団公司は2004年12月15日に、香港証券取引所（取引コード: 0753）およびロンドン証券取引所（取引コード: AIRC）での上場を果たしています。

中国国際航空股分有限公司のlogomark(ロゴマーク)は芸術化した鳳凰と元の国家主席、鄧小平氏の筆による「中国国際航空」と英語の「AIR CHINA」で構成します。中国国際航空股分有限公司のシンボルマークは鳳凰で、そして英語の「VIP」（大切なお客様）の文字も組み込まれています。

世界最大の航空連合スターアライアンスの加盟航空会社である中国国際航空股分有限公司は中国唯一のナショナルフラッグキャリアとして、2008年の北京オリンピックではオフィシャルエアラインパートナーを務めていました。中国国内の航空会社の中で最も価値あるブランド（2012年の世界ブランド研究所の評価では618億8,500万人民元）に位置づけられ、旅客、貨物の運送および関連サービスの分野で中国の航空業界をけん引しています。

中国国際航空は中国政府要員や政府首脳の海外訪問の政府特別機の運航の任に使用されます。中国国際航空の本社は北京に置き、浙江省、南西地域、重慶、天津、上海、湖北省、、内モンゴル自治区、貴州省、チベット自治区の各地区に支店を設立されて、このほかには中国華南基地およびエンジニアリング＆テクノロジー拠点も持っています。傘下には、中国国際貨運航空有限公司、マカオ航空有限公司、深セン航空有限責任公司、大連航空有限責任公司、北京航空有限責任公司などの主要子会社を持って、他には合弁会社である北京飛機維修工程（AMECO）有限公司も含まれています。また、中国国際航空は国泰航空、山東航空などの株式を保有しており、山東航空集団有限公司の筆頭株主でもあります。

2011年12月31日まで、中国国際航空股分有限公司（関連会社を含む）は、ボーイング機、エアバス機を合わせて432機の航空機を保有し、平均使用年数6.77年です。旅客便282便(国際線71便、リージョナル線14便、国内線197便)、30の国と地域を結んで運航しています。就航する都市は国外43、国内96、4地域、計143都市で、スターアライアンス提携航空会社との協力によって、エアチャイナのサービスネットワークは世界181カ国、1,160都市に拡大しています。

旅客には「安心」「愉快」「快適」「心遣い」のサービスを提供する、心のこもったサービスに取り組んでいます。

2011年6月28日、中国国際航空股分有限公司は国際化の権威のある航空サービスリサーチ企業SKYTRAXより4つ星の格付けを受けています。2012年6月12日、第68回IATA年次総会兼世界航空サミットにおいてファスト?トラベル部門の金賞を受賞しています。2011年末時点で、エアチャイナのマイレージプログラムの会員数は1,744万人を突破しています。