湄洲島媽祖廟

概況：
湄洲島媽祖廟は、福建省莆田市秀嶼区の湄洲島に位置し、国家AAAA級観光地として知られています。987年に創建された媽祖祖廟は、世界で最も古い媽祖廟であり、全球の3000以上の媽祖廟の起源として「祖廟」と呼ばれます。航海と漁業の守護神である媽祖（林默娘）は、宋代にこの島で生まれ、28歳で羽化昇天したと伝えられ、その後郷里の人々によって神として祀られました。壮大な宋代風の建築群と海を臨む立地は、2億人以上の信者の心の故郷であり、歴史と信仰が息づく聖地です。廟の背後には「昇天古蹟」の石刻や14mの媽祖石像がそびえ、荘厳な雰囲気を醸し出します。

見所：
・媽祖祖廟：宋代建築様式の正殿や霊慈殿など、16の殿堂が連なる荘厳な建築群。
・昇天古蹟：媽祖が昇天したとされる岩石に刻まれた石刻。神秘的な雰囲気が漂います。
・湄嶼潮音：廟前の岩礁で潮が奏でる音。管弦楽から雷鳴のような響きまで楽しめます。
・媽祖石像：山頂に立つ14mの巨大な像。島全体を見守るシンボルです。

入場料：65元（渡船代60元別途）湄州岛妈祖庙(zhōu dǎo mā zǔ miào)ハイシーズン（3月～10月）：7:30〜17:30
ローシーズン（11月～2月）：8:00〜17:00住所：福建省莆田市秀嶼区湄洲鎮湄洲島
公共交通機関：廈門または福州空港から莆田市まで高速バスで約2時間。莆田湄洲港碼頭からフェリー（快船10～15分、公交船約20分）で湄洲島へ。島内はシャトルバスまたはタクシーで移動可能です。・323段の階段を登るため、歩きやすい靴と水分補給を準備しましょう。
・香の購入は任意ですが、高額なものを勧められる場合があります。予算に注意してください。
・廟内は禁煙で、撮影時はフラッシュを使用しないでください。
・渡船の時間は天候により変更される場合があります。事前に確認しましょう。
・参拝時は静かに、敬意を持って行動してください。