集美学村

概況：
集美学村は厦门市集美区に位置し、華僑のリーダー的存在であった陳嘉庚が50年もの歳月をかけて建設した学園都市です。幼稚園から大学までが揃い、厦門の教育の中心地ともいえます。中国南地方の伝統的建築物や木々の緑、そして美しい海沿いの風景などが一体となり、風光明媚なエリアとしても知られています。

見所：
・嘉庚建築群：集美学村の建築は中西のスタイルが融合し、典型的な闽南の華僑郷の建築スタイルを体現しています。高大で壮観な校舎や小巧で典雅な亭台楼閣など、すべてが琉球瓦をかぶっており、龍の脊や鳳の軒、彫り物や絵画が施されています。
・龍舟池：陳嘉庚が1950年に海浜で堤防を築いて囲った外、中、内三つの池のうち、外池が「龍舟池」と呼ばれています。端午節にはここで龍舟競漕が開催され、国内外から多くの選手が集まります。
・陳嘉庚故居：陳嘉庚の生涯と業績を展示する場所で、彼の愛国心と教育への貢献を知ることができます。
・鳌园：陳嘉庚の霊廟がある園で、周囲の壁には石彫りの群像が施され、中国伝統文化の奥深さを体感できます。

入場料：無料。集美学村(jí měi xué cūn)ハイシーズン：7:30〜17:30。
ローシーズン：8:00〜17:00。住所：福建省厦门市集美区銀江路183号。
公共交通機関：
・BRT快速公交1号線で嘉庚体育館駅下車後、L22号線のリンクバスに乗り換えて龍舟池駅で下車。
・959号線で龍舟池駅まで直行。
・901号線小バスで龍舟池駅まで直行。・学村は広いので、半日程度の時間を見積もってください。
・学村内には多くの学校があるため、授業時間中は静かに行動してください。
・鳌园や龍舟池は学村の代表的な見所なので、訪れる価値があります。