敦煌市博物館

概況：
敦煌市博物館は、敦煌市街に位置する博物館で、1979年10月に設立されました。前身は県文化館考古組で、2011年に新館が完成しました。博物館の建築は、中国建筑设计研究院の崔恺院士が設計し、長城、烽燧、古城堡式建築などの文化シンボルを融合した外観と色調が特徴です。館内には、敦煌遺書の一部や敦煌周辺の古墳、遺跡から発掘された当時の生活道具などが展示されています。

見所：
・敦煌遺書の展示：莫高窟第17号窟（蔵経洞）で発見された敦煌文書の一部が展示されています。
・敦煌壁画の展示：敦煌壁画の写真や複製が展示され、その芸術的価値を垣間見ることができます。
・出土文物の展示：敦煌周辺の遺跡から発掘された文物が多数展示されており、敦煌の歴史を深く理解することができます。
・敦煌の歴史展示：敦煌の上古時代から清代までの歴史を年代順に展示し、敦煌の発展と変遷を追うことができます。

入場料：無料。敦煌市博物馆(dūn huáng shì bó wù guǎn)・ハイシーズン（5月1日-9月30日）：9:00-18:30（17:30入館停止）。
・ローシーズン（10月1日-4月30日）：9:00-18:00（17:00入館停止）。
・毎週月曜日は閉館（祝日を除く）。住所：甘肃省酒泉市敦煌市鳴山北路1390号。
公共交通機関：
・敦煌市内から3路バスに乗車し、「金葉賓館」停留所で下車後、鳴山北路を南に徒歩500メートル進みます。
・敦煌市内は不大で、市中心部から博物館までは徒歩で約1.5キロメートル、汽車駅から徒歩で約2.5キロメートルです。市内タクシーで10元以内で到着できます。・博物館は無料開放されていますが、入館の際は身分証明書・パスポートの提示が必要です。
・館内では静かに行動し、他の観光客に迷惑をかけないでください。
・展示品は貴重ですので、触らないようにしてください。
・撮影は原則禁止されていますので、事前に確認してください。