楡林窟

概況：
楡林窟は、敦煌市から東へ170キロメートル、車で約2時間半の場所、三危山の麓、楡林河の両岸にある仏教石窟です。東壁に約30窟、西壁に11窟が現存し、そのうち29窟に壁画があります。唐、五代、西夏、ウイグル、宋の時代に開掘され、その様式は莫高窟に似ています。

見所：
・壁画：各時代の壁画が多数残っており、特に西夏時代の壁画は保存状態が良好です。
・仏像：鮮明な彩色が施された仏像が見られます。
・自然風景：楡林河の渓谷風景が楽しめます。

入場料：
・大人：40元。榆林窟(yú lín kū)・ハイシーズン（5月1日-10月31日）：7:30-17:30。
・ローシーズン（11月1日-4月30日）：8:00-17:00。住所：
甘粛省敦煌市三危山麓。
公共交通機関：
・敦煌市内からタクシーでアクセスする必要があります。
・敦煌市内から安西県行きのバスに乗車し、楡林窟で下車することも可能です。・洞窟内では、バックパック、カメラ、自撮り棒、ビデオカメラなどは持ち込めません。入場口で無料で預けることができます。
・壁画や仏像は非常に貴重ですので、触らないようにしてください。
・洞窟内での撮影は原則禁止されています。
・強風や砂埃が舞う日もありますので、薄いナイロン合羽やサングラスを準備すると良いでしょう。
・高級カメラは、細かい砂で傷む可能性がありますので、注意してください。