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炳霊寺石窟

概況:
炳霊寺石窟は、甘粛省臨夏回族自治州永靖県の黄河北岸小積石山大寺溝の崖に位置する石窟で、西晋初年(約3世紀)に開削され、西秦建弘元年(420年)に正式に建立されました。炳霊寺の名前はチベット語で「十万仏」を意味する「仙バ・ベン・ラン」という言葉の音訳で、「千仏山」「万仏洞窟」という意味です。この石窟は、十六国時代の西秦から隋、唐、明、清までの各時代に造営され、現在は大小700体近くの仏像と1000平方メートルの壁画が残されています。2014年には「シルクロード:長安・天山廊道の路網」の一部として世界遺産リストに登録されました。

見所:
・第169窟:西秦建弘元年(420年)の墨書題記が残されており、国内で最も古い紀年題記です。
・第171窟:唐代の巨大な弥勒仏像が安置され、高さは27メートルに達します。
・壁画と造像:各時代の壁画と造像が残されており、その芸術的価値は非常に高く、中国石窟の「百科全書」と呼ばれています。
・自然と文化的景観:黄河峡谷の自然と人文の融合した景観を楽しむことができます。
・上下四層に分布する洞窟:高低錯落とした洞窟と曲がりくねった桟道が特徴的です。
入場料:210元(入場券と往復小クルーザーの料金が含まれます)。
中国語名:
炳灵寺石窟(bǐng líng sì shí kū)
炳霊寺石窟の観光時間:
ハイシーズン:7:30〜17:30。
ローシーズン:8:00〜17:00。
炳霊寺石窟へのアクセス:
住所:甘粛省臨夏回族自治州永靖県黄河北岸小積石山大寺溝。
公共交通機関:
・蘭州市から永靖県行きのバスに乗車し、永靖県から炳霊寺石窟行きのクルーザーに乗り換えることができます。
・また、永靖県から炳霊寺石窟までのタクシーも利用可能です。
注意事項:
・石窟は崖の上に位置しているため、安全に注意してください。
・壁画や造像は非常に貴重ですので、触らないようにしてください。
・石窟内では静かに行動し、他の観光客に迷惑をかけないでください。
・季節によって風景が異なるため、訪れる時期に応じた服装を用意してください。

炳霊寺石窟の写真

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