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洛陽古墓博物館

概況:
洛陽古墓博物館は、河南省洛陽市老城区にある世界で初めての古墓をテーマとした専門博物館です。1987年に開館し、北邙山という古来より「葬るのに理想の地」とされたエリアに立地します。ここには、西漢から宋金時代に至るまで、9つの時代にわたる25基の古墓が移築・復元されており、中国古代の墓葬文化を体系的に学ぶことができます。博物館の建物は漢代と北魏の建築様式を模しており、敷地内には北魏の宣武帝の景陵も含まれています。2024年には国家一級博物館に指定されました。

見所:
歴代典型墓葬展区では、移築復元された25基の古墓を見学でき、墓室建築、磚彫、壁画などを時代順に観察できます。中でも西漢の「打鬼図」壁画墓や卜千秋夫婦壁画墓は、中国古代绘画の貴重な遺産です。
北魏帝王陵展区では、実物の北魏宣武帝景陵の地下宮殿(地宮)に入ることができ、31メートルの深さまで徒歩で探索する体験ができます。
古墓壁画館では、両漢から民国時代までの65点に及ぶ壁画が展示されており、当時の人々の生活や信仰、世界観を生き生きと伝えています。
「此岸彼岸——古代墓葬文化展」では、墓葬の起源や社会制度、装飾藝術などについて、模型やマルチメディアを用いて分かりやすく解説しています。

入場料:常設展は無料です。ただし、公式ウェチャットアカウントまたは公式サイトでの実名制予約が必要となります。特別展(例:デジタル没入体験展《墓室幻境》)は有料(約50元)の場合があります。
中国語名:
洛阳古墓博物馆(luò yáng gǔ mù bó wù guǎn)
中国語名の読み方:
ルオ ヤン グゥ ムゥ ボー ウ グァン
英語名:
Luoyang Museum Of Ancient Tombs
洛陽古墓博物館の観光時間:
ハイシーズン(4月1日~10月31日):9:00~17:00(入場は16:00まで)
ローシーズン(11月1日~3月31日):9:00~16:30(入場は16:00まで)
休館日は毎週月曜日(祝日を除く)です。
洛陽古墓博物館へのアクセス:
住所:
河南省洛陽市老城区機場路6号
公共交通機関:
洛陽駅(洛陽火车站)西広場から、博物館直行バス(土曜・日曜日運行、運賃2元)に乗車します。平日は83番路線バスを利用し、「洛陽古代藝術博物館」バス停で下車します。また、地下鉄2号線「邙嶺駅」で下車し、83番バスに乗り換えることもできます。
注意事項:
入館には公式サイトまたはウェチャットアカウントでの実名制予約が必須です。 60歳以上の方は身分証提示で入場可能で、14歳以下のお子様は保護者同伴でご入場いただけます。 館内、特に地下展示区は薄暗く、通路や墓室の入口が低い箇所がありますので、歩きやすい靴でお越しになり、足元に十分ご注意ください。 文化財保護のため、フラッシュや三脚を使用した写真撮影は禁止されています。 壁画や墓室には触れないようお願いします。景陵地下宮殿など、一部エリアでは混雑時に入場制限がかかる場合がありますので、時間に余裕を持って計画されることをお勧めします。 館内での飲食は指定された場所でお願いします。 大きな荷物は入口のコインロッカー(無料)にご預けください。

洛陽古墓博物館の写真

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