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黄河小浪底ダム

概況:
黄河小浪底ダム(小浪底水利枢纽风景区)は、河南省洛陽市の北約40キロ、黄河中流最後の峡谷出口に位置する世界規模の大型ロックフィルダムです。治水・防砂・発電など多目的に活用される国家重要プロジェクトでありながら、「高峡平湖(峡谷に広がる平らな湖)」と呼ばれる美しい景観で知られ、特に毎年6月下旬から7月初旬に行われる「調水調沙」(水量と土砂の調整)では、複数の放水口から黄河の水が轟音と共に噴出する壮大な光景を目にすることができます。この時期の様子は「黄河版銭塘潮」とも称され、多くの観光客を魅了する一生に一度は見ておきたい絶景です。

見所:
調水調沙の奇観:毎年6月〜7月(例年6月下旬から7月上旬頃)に行われる排砂作業では、複数の放水口から土砂を混えた黄河の水が轟音とともに噴出し、「黄河版銭塘潮」とも称される圧巻の光景が見られます。
出水口観景台:放水口の真近で迫力の水勢を体感できるスポットで、水しぶきに虹がかかることもあります。
黄河微縮モデル館:約800メートルにわたる黄河の模型で、流域の地理や治水の仕組みを学べます。
大坝全景展望:高さ160メートル、全長1,667メートルに及ぶ巨大なダムの全景を一望でき、「高峡平湖」の絶景を眺められます。
「北方千島湖」の景観:ダム上流に広がる広大な水域には無数の島々や半島が点在し、船で巡るクルーズも楽しめます。

入場料:
大人料金は40元です。
60歳以上の方、身長1.4メートル以下のお子様、障害者手帳、現役軍人証、警察官証などをお持ちの方は無料で入場できます。
学生(全日制大専生を含む)、18歳未満の未成年、教師の方は、有効な身分証明書の提示で半額優待(20元)が適用されます。
中国語名:
黄河小浪底大坝(huáng hé xiǎo làng dǐ dà bà)
中国語名の読み方:
ホァン ホー シァオ ラン ディ ダー バ
英語名:
Xiaolangdi
黄河小浪底ダムの観光時間:
ハイシーズン(3月1日~10月31日):8:00~18:30
ローシーズン(11月1日~2月末日):8:00~18:00
黄河小浪底ダムへのアクセス:
住所:
河南省洛陽市孟津区小浪底鎮
公共交通機関:
洛陽バスターミナルから303路のバスに乗車し、「小浪底風景区南門」バス停で下車すると便利です。
お車の場合は、連霍高速道路「洛陽」インターチェンジを降り、孟津区経由でS314線・小浪底専用線を進むと景区に到着します。
注意事項:
調水調沙期間中は水量が非常に多く、水しぶきで滑りやすくなるエリアもあります。指定された安全な区域から観賞し、危険な場所には近づかないようにしてください。 水しぶきで服が濡れることがありますので、調水調沙を見学される場合は、タオルや着替えがあると安心です。 混雑時には入場制限が行われる場合もありますので、余裕を持ったスケジュールでお越しください。 貴重な文化財と自然環境を守るため、ゴミは必ずお持ち帰りいただくか、指定の場所に捨てるようご協力をお願いします。 景区内は広いため、歩きやすい靴でのご来場をお勧めします。日差しが強い季節は、帽子や日焼け止めなどの対策も必要です。
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