南岩宫
概況:
南岩宮(大聖南岩宮)は、湖北省十堰市丹江口市の武当山にある道教の聖地で、武当山三十六岩の中で最も美しい景観で知られています。ここは真武大帝(玄天上帝)が修行の末に飛昇した(仙人となって天に昇った)地と伝えられ、唐代には呂洞賓が修行したともいわれる歴史深い場所です。元代に創建され、明の永楽帝によって大規模に拡張されました。最大で640間もの殿宇が建ち並びましたが、清末以降に多くが損壊し、現在は21棟の建築が残っています。険しい崖に張り付くように建てられた建築群は「崖に掛かった故宫」とも称され、その独特の景観と建築技術の高さから、1996年に全国重点文物保護単位に指定されています。
見所:
天乙真慶宮石殿:元代に建造された武当山最大の石造殿宇で、梁や柱、扉に至るまで全て青石を彫り、釘を一切使わずに組み上げられています。
龍頭香(天下第一香):両儀殿の外側、絶壁にせり出した長さ2.9メートル、幅わずか30センチ余りの石の龍。その先端に香炉が置かれており、かつては誠心誠意の香客が命がけで渡った場所です。
両儀殿:崖際に建つ建築で、内部には真武大帝が祀られています。「太極から両儀が生まれる」という道教の思想を表しています。
飛升台と梳妝台:真武大帝が飛昇前に髪を整えたと伝えられる「梳妝台」、そして実際に飛昇した「飛升台」があります。周辺は深い谷と緑に囲まれた絶景ポイントです。
南天门と碑亭:南岩宮への入口となる楼門で、その先には歴史を刻む碑亭があります。建築群は伝統的な左右対称の布局を敢えて崩し、自然の地形と見事に調和させています。
入場料:
南岩宮への入場料金は、武当山風景区の入山料に含まれています。武当山の入山料は264元(景観車料金90元及び保険料10元を含む)となっています。
ローシーズン(11月1日~3月31日):8:00~17:00
※ 施設の状況により変動する可能性がありますので、訪問前には公式情報をご確認ください。
湖北省十堰市丹江口市武当山旅游経済特区永乐路14号 武当山風景区内
公共交通機関:
武当山観光客センター(山門)で景観車(シャトルバス)に乗車します。「南岩宮」行きのバスに乗り、終点の「烏鴉嶺」バス停で下車します。そこから南天门を経て南岩宮までは遊歩道を約20分ほど歩きます。観光客センターまでは、十堰市街地からバス、または武当山西駅(高速鉄道駅)からタクシーや路線バスを利用してアクセスできます。
南岩宮(大聖南岩宮)は、湖北省十堰市丹江口市の武当山にある道教の聖地で、武当山三十六岩の中で最も美しい景観で知られています。ここは真武大帝(玄天上帝)が修行の末に飛昇した(仙人となって天に昇った)地と伝えられ、唐代には呂洞賓が修行したともいわれる歴史深い場所です。元代に創建され、明の永楽帝によって大規模に拡張されました。最大で640間もの殿宇が建ち並びましたが、清末以降に多くが損壊し、現在は21棟の建築が残っています。険しい崖に張り付くように建てられた建築群は「崖に掛かった故宫」とも称され、その独特の景観と建築技術の高さから、1996年に全国重点文物保護単位に指定されています。
見所:
天乙真慶宮石殿:元代に建造された武当山最大の石造殿宇で、梁や柱、扉に至るまで全て青石を彫り、釘を一切使わずに組み上げられています。
龍頭香(天下第一香):両儀殿の外側、絶壁にせり出した長さ2.9メートル、幅わずか30センチ余りの石の龍。その先端に香炉が置かれており、かつては誠心誠意の香客が命がけで渡った場所です。
両儀殿:崖際に建つ建築で、内部には真武大帝が祀られています。「太極から両儀が生まれる」という道教の思想を表しています。
飛升台と梳妝台:真武大帝が飛昇前に髪を整えたと伝えられる「梳妝台」、そして実際に飛昇した「飛升台」があります。周辺は深い谷と緑に囲まれた絶景ポイントです。
南天门と碑亭:南岩宮への入口となる楼門で、その先には歴史を刻む碑亭があります。建築群は伝統的な左右対称の布局を敢えて崩し、自然の地形と見事に調和させています。
入場料:
南岩宮への入場料金は、武当山風景区の入山料に含まれています。武当山の入山料は264元(景観車料金90元及び保険料10元を含む)となっています。
中国語名:
南岩宫(nán yán gōng)中国語名の読み方:
ナン イェン ゴン英語名:
Nanyangong南岩宫の観光時間:
ハイシーズン(4月1日~10月31日):7:00~17:30ローシーズン(11月1日~3月31日):8:00~17:00
※ 施設の状況により変動する可能性がありますので、訪問前には公式情報をご確認ください。
南岩宫へのアクセス:
住所:湖北省十堰市丹江口市武当山旅游経済特区永乐路14号 武当山風景区内
公共交通機関:
武当山観光客センター(山門)で景観車(シャトルバス)に乗車します。「南岩宮」行きのバスに乗り、終点の「烏鴉嶺」バス停で下車します。そこから南天门を経て南岩宮までは遊歩道を約20分ほど歩きます。観光客センターまでは、十堰市街地からバス、または武当山西駅(高速鉄道駅)からタクシーや路線バスを利用してアクセスできます。
注意事項:
南岩宮は崖の上に立地しており、特に龍頭香の周辺は非常に危険です。
柵の内側で観賞し、決して危険な行為はお控えください。
見学路には石段や凹凸のある場所が多いため、歩きやすい靴を履いていくことをお勧めします。
貴重な文化財を守るため、建築物や石刻などには触れないようにしてください。
混雑時にはお子様やご高齢の方から目を離さないようお気をつけください。
景区内は禁煙ですので、喫煙は指定された場所でお願いします。
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