磨山風景区

概況：
磨山風景区は武漢市の東湖生態観光区内に位置し、三面が湖に囲まれた半島のような形状をした自然豊かなエリアです。「十里長湖、八里磨山」と称されるように、12平方キロメートルにわたる広大なエリアには6つの峰が連なり、四季折々の花が咲き誇る様子から「緑の宝庫」とも呼ばれています。中国最大の楚文化観光区として知られ、世界三大桜名所の一つにも数えられる東湖桜園をはじめ、梅園や荷園など多彩な植物園が点在しています。

見所
・楚天台：楚文化区のシンボルで、章華台を模して建設された36メートルの楼閣。頂上からは東湖のパノラマが望め、館内では編鐘の演奏も楽しめます。
・東湖桜園：約1万本の桜が植えられており、春には日本庭園風の園内が淡いピンクに染まります。特に日本から贈られた78本の桜は日中友好の証として大切にされています。
・朱碑亭：磨山の最高峰に建つ二層の亭で、朱德氏が東湖を称えた題詞が刻まれています。周辺は「朱碑聳翠」と呼ばれる景勝地です。
・東湖の眼：直径49.9メートルの観覧車で、一周13分14秒というロマンチックな設定が特徴です。頂上からは桜の季節の絶景が楽しめます。
・植物専門園：梅園、荷園、杜鹃園など13の専門園があり、四季を通じて様々な花々を鑑賞できます。

入場料：景区への入場は無料ですが、内部の施設（楚天台、東湖の眼など）では別途料金がかかります。磨山风景区(mó shān fēng jǐng qū)ハイシーズン：9:00〜18:00
ローシーズン：9:00〜17:00
※景区内は終日開放されていますが、各施設の営業時間は異なります。住所：湖北省武漢市武昌区魯磨路665号 東湖生態観光区内
公共交通機関：
バス：401路、402路、413路、515路、643路などで「魯磨路磨山」バス停下車。
観光船：東湖梨園から渡船も利用できます。景区内は広いため、レンタサイクルや観光電車の利用がおすすめです。複数回乗車可能な一日券も販売されています。
桜や梅の開花時期は大変混雑しますので、午前中などの比較的空いた時間帯の訪問が良いでしょう。
「東湖の眼」観覧車などの人気アトラクションは、天候不良時に運休する場合があります。
湖岸地域は日差しが強い日が多いため、日焼け対策と水分補給を忘れずに。
植物園内の花や展示物は大切に扱い、指定された道以外には入らないようにしましょう。