席力図召

呼和浩特市の旧城の石頭巷にある明代に創建されたチベット仏教の寺院。席力図とは、モンゴル語で「法座」を表す言葉である。召は寺院。
ダライラマ四世は幼年時代にシッディ=カプチュから経典を学ぶともに、彼に守られてチベットに帰った。シッディ=カプチュはダライラマの法座についたことがあり、チベット語で法座や首席を「席力図」というので、チベットから戻ると席力図廟と改称したと伝える。清代初期から大規模な拡張工事を行い、徐々に現在のスケールとなった。
牌楼から本堂までが中軸線で、5つの院落からなる。本堂はチベット様式で、四面の壁に彩色の琉璃磚を使い、屋根に金銅製の宝瓶・法輪・飛竜・祥鹿を配し、赤い出入口や扉の彩色画とあいまって、目を奪わんばかりの絢燗さで、古典建築の傑作。
本堂の前に高さ約15メートルの色鮮やかなチベット式のラマ塔が建つ。内蒙古現存最大のラマ塔で、完璧に近い造形美を誇る。
中国語名:
席力图召(xí lì tú zhào)
中国語名の読み方:
シー リー トゥー ジャオ
英語名:
Kulituzhao

席力図召の写真

席力図召についてのお問い合わせ
席力図召についてのご質問をどうぞ、24時間以内返信します、見積もりは何回も無料!
についてのお問い合わせ