寒山寺

概況:
寒山寺は、蘇州市姑蘇区にある1400年以上の歴史を持つ名刹です。南朝梁の天監年間に「妙利普明塔院」として創建されましたが、唐代に高僧である寒山が住持となったことから、現在の名前に改められました。唐代の詩人・張継の漢詩「楓橋夜泊」で詠まれた「姑蘇城外寒山寺」の句で広く知られるようになり、国のAAAA級観光地に指定されています。敷地面積は約1.3万平方メートルで、大雄宝殿や鐘楼、碑廊などが見所です。特に、毎年大晦日には除夜の鐘を108回撞く行事が行われ、多くの参拝客で賑わいます。

見所:
大雄宝殿:本堂であり、寒山と拾得の像が祀られています。
鐘楼:重さ約2トンの清代の鉄鐘や、108トンもの世界最大の仏鐘があります。5元で3回撞く体験が可能です。
碑廊:張継の「楓橋夜泊」の詩碑をはじめ、歴代の名家の書を鑑賞できます。
寒拾殿:縁結びのご利益があるとされる「和合二聖」の像が安置されています。
素齋館:精進料理の素麺(15~25元)を味わうことができます。

入場料:20元(オンライン事前購入は18元の場合あり)
中国語名:
寒山寺(hán shān sì)
中国語名の読み方:
ハン シャン スー
英語名:
Hanshan Temple
寒山寺の観光時間:
ハイシーズン(4月~10月):7:30~17:00(入場は16:30まで)
ローシーズン(11月~3月):7:30~16:30
寒山寺へのアクセス:
住所:江蘇省蘇州市姑蘇区寒山寺弄24号
公共交通機関:
バス:33路、44路、301路、307路、遊3路系統に乗車し、「何山橋」または「来鳳橋」バス停で下車。
鉄道:蘇州駅から地下鉄2号線に乗車し、「石路駅」で下車後、33路バスに乗り換え。
注意事項:
参拝の際は、胸元が開きすぎた服装や短パンなどは避け、なるべく肌を露出しない落ち着いた服装を心がけましょう。 寺内の一部の施設では現金のみの対応となっている場合がありますので、少額の現金を準備しておくと便利です。 大晦日や祝日、週末は大変混雑します。ゆっくり鑑賞したい方は、平日の午前中を選ぶのがお勧めです。 貴重な文化財や仏像には、手を触れないようご注意ください。静かな環境を保つため、境内では大声を出さないようにしましょう。

寒山寺の写真

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