芸圃

概況:
芸圃(藝圃)は、蘇州市の閶門内にある文衙弄にひっそりと佇む世界文化遺産の一つです。明代の嘉靖20年(1541年)に進士の袁祖庚によって「醉穎堂」として創建され、その後、文徴明の曾孫である文震孟、明の遺臣である姜埰など、気節のある文人たちが所有者を受け継ぎ、現在の名称となりました。敷地面積は約5.7畝とコンパクトながら、明代の庭園様式を色濃く残す貴重な存在で、「閉塞の中に開放を求める」という独創的な造園哲学が随所に感じられます。園内は緑豊かで、地元の茶客に愛される臨水の茶室があり、静かな時間が流れています。

見所:
延光閣:蘇州の庭園の中でも最大規模の水榭(水上に建てた建物)で、池に面した開放的な茶室として利用されています。老苏州(地元の年配者)たちが集う憩いの場でもあります。
乳魚亭:園内の池の東南角に建つ明代からの建築で、方形の攒尖頂(先尖った屋根)と精巧な斗拱(組物)が特徴です。
響月廊:池の北側に位置する風情ある回廊で、月明かりが池面に映える夜景が特に美しいとされています。
博雅堂・東萊草堂:園の主要な厅堂です。博雅堂は広々としており、東萊草堂は山東萊陽出身の姜埰が故郷を忘れずに名付けたと伝えられます。
七襄公所:清の道光年間に丝绸商人たちによって同业組合の会所として使われていた建物で、園の歴史の一端を物語ります。

入場料:10元
中国語名:
艺圃(yì pǔ)
芸圃の観光時間:
ハイシーズン:7:30〜17:30
ローシーズン:8:00〜17:00 (注:季節の区分は現地の告示に準じてください)
芸圃へのアクセス:
住所:江蘇省蘇州市姑蘇区閶門内文衙弄5号
公共交通機関:
地下鉄1号線「養育巷」駅の3番出口から徒歩約15分です。
周辺は路地が入り組んでいるため、標識に注意しながらお進みください。「宝林寺前」などの小路を経由してアクセスします。
注意事項:
園は住宅地の中の細い路地(文衙弄)にあります。道標に従ってお進みください。入口を見逃さないようご注意ください。
入場券の購入は現金のみの場合があるため、少額の現金を用意しておくと便利です。
園内、特に延光閣の茶室では、多くの地元の方がくつろいでいます。静かに鑑賞し、お互いのスペースを尊重しましょう。
コンパクトな庭園ですが、石段や池が多いです。歩きやすい靴でのご来園をお勧めします。
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