烏鎮

概況：
烏鎮は中国浙江省嘉兴市桐乡市に位置する、典型的な江南水郷古镇です。7000年以上の文明史と1300年以上の建鎮史を持ち、「中国最後の枕水人家」と称される美しい水郷地帯です。京杭大運河に面し、十字形の水路によって東柵、西柵、南柵、北柵の四つの区域に分かれています。町内には古い民家が水路に沿って建ち並び、石橋や裏通りが迷路のように続く風景は、まさに「小橋、流水、人家」の趣を感じさせます。また、世界インターネット大会の永久会址としても知られ、伝統と現代が融合した独特の文化的雰囲気を楽しむことができます。

見所：
東柵エリア：茅盾故居や江南百床館など、昔ながらの生活文化を体感できるエリアです。藍印花布の工房では伝統的な染め物の工程を見学できます。
西柵エリア：夜景が特に美しく、ライトアップされた水辺と摇橹船（ヨーロ船）の光景が印象的です。木心美術館や烏鎮大劇院など、現代的な文化施設も充実しています。
烏鎮の橋と水路：数多くの石橋と水路が網の目のように張り巡らされ、船から眺める町並みは格別です。特に「逢源双橋」は人気の写真スポットです。
伝統的な行事と祭り：毎年開催される烏鎮戲劇節や、春節の時期の民俗イベントでは、活気あふれる様子を見ることができます。

入場料：東柵単独チケットは110元、西柵単独チケットは150元、東西柵連票は190元です。身長1.2メートル未満の児童、65歳以上の高齢者（要証明書）、障害者などは無料となる場合があります。乌镇(wū zhèn)ウー ジェンWuzhenハイシーズン（4月～10月）：7:00～18:00（東柵）、9:00～22:30（西柵）
ローシーズン（11月～3月）：7:00～17:30（東柵）、9:00～22:00（西柵）
住所：浙江省嘉兴市桐乡市乌镇石佛南路18号
公共交通機関：
最も便利なのは高速鉄道をご利用になる方法です。上海や杭州から桐乡駅行きの列車に乗車し、桐乡駅からバスK282路に乗り換えて烏鎮バスセンターで下車します。烏鎮バスセンターから景区までは徒歩数分です。景区内は石畳の道や階段が多いため、歩きやすい靴でのご来訪をお勧めします。 混雑する週末や祝日は、できるだけ早い時間に訪れるとゆったりと鑑賞できます。 貴重な文化遺産を守るため、建物や展示物に落書きをしたり触れたりしないようお願いします。 景区内のゴミは指定された場所に捨て、美しい環境を保つためにご協力ください。 烏鎮は雨が多い地域ですので、折り畳み傘やレインコートがあると安心です。